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七十二候を彩る京都の和菓子たち-秋分-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・寒露

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

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2017年秋分・初候/鴻雁来(こうがんきたる)

菓銘『雁行』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


鴻雁来(こうがんきたる)/2017年10月8日~10月12日
雁が北の国より日本へ渡ってくる時期です。

職人さん曰く、
『ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってきます。
雁は日本で冬を過ごします。
雁行とは、空を飛ぶ雁の列です。
月夜に空を飛ぶ雁の姿を表現しました。
その美しさから季語も多くあり、多くの俳人が好んで詠んだ情景をお菓子にしました。』

      


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2017年秋分・次候/菊始開(きくのはなひらく)

菓銘『千代見草』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


菊始開(きくのはなひらく)/2017年10月13日~10月17日
菊の花が咲く時期です。

職人さん曰く、
『菊の展示や菊まつり、品評会が各所で行われます。
日本の菊は品質が良く、海外でもとても人気です。
千代見草とは菊の別名です。
黄色、白色の菊はよく見ることがありますが、他にもピンクやオレンジ、紫など色の種類が沢山あり
とても綺麗です。
練りきり(山芋餡)のきんとんで色彩の美しさにこだわって表現しました。
菊の花びら(食用菊)もあしらってより美しく、可愛らしくしてみました。』

      


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2017年秋分・末候/蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

菓銘『秋の音楽会』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)/2017年10月18日~10月22日
秋の虫が戸口で鳴く時期です。

職人さん曰く、
『この候に出てくる蟋蟀(きりぎりす)はコオロギであるという説があります。
今回のお菓子は、世界的に有名なイソップ物語の『アリとキリギリス』のお話しを想像しながら作りました。
夏の間と秋と、毎日せっせと食料を運んで備蓄するアリたち。
一方、仲間と音楽会を開いて毎日陽気に歌ったり踊ったりして暮らすキリギリス。
草の感じを出したこなしに音符の型を押して陽気に歌うキリギリスを表現しました。』

      



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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