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七十二候を彩る京都の和菓子たち-立夏-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・立夏

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

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2017年立夏・初候/蛙始鳴(かわずはじめてなく)

菓銘『朝夕の集い』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


蛙始鳴(かわずはじめてなく)/2017年5月5日~5月9日
蛙たちが、水田の中を気持ちよさそうに泳ぎ、活発に活動を始めて鳴き始める頃です。

職人さん曰く、
『蛙たちの合唱が一番よく聞こえる田んぼの横を通ると「ああ、夏が来たんだな。」と感じることができます。
田んぼの緑を吉野羹と村雨で、蛙たちの歌声を色とりどりのこなしのマルで表現しました。』

蛙始鳴がどのようなお菓子の意匠になるのかと、とても興味深かったのですが、出来たお菓子を見て思わず
『なるほど!』と感心しました。
蛙たちが楽しそうに鳴いている雰囲気が伝わってくるお菓子です。


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2017年立夏・次候/蚯蚓出(みみずいずる)

菓銘『土の音』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


蚯蚓出(みみずいずる)/2017年5月10日~5月15日
蚯蚓が地上に這い出す時期。

蚯蚓の別名を『歌女(かじょ)』といいます。
先人達は、土の中から聞こえてくる「ジーッ!」という螻蛄(けら)の鳴き声をを蚯蚓の鳴き声だと思っていました。
そこから『歌女(かじょ)』という異名がついたそうです。

職人さん曰く、
『冬眠していた虫たちが活動しはじめます。
ミミズは、土を肥やしてくれる大切な存在です。
小倉羹で土を表現しました。』


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2017年立夏・末候/竹笋生(たけのこしょうず)

菓銘『筍堀り』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


竹笋生(たけのこしょうず) /2017年5月16日~5月20日
筍の季節です。
一年おきに豊作と不作を繰り返すといわれる筍。
今年は記録的な不作だそうです。

職人さん曰く、
『筍の美味しい季節。
毎年筍堀りを楽しみにしている人も多く、みなさん夢中になって堀ります。
ニッキ粉を使って土の中からひょっこりと顔を出している感じを出しました。』

筍を模ったこなし製のお菓子です。
あまりの可愛らしさに思わずニッコリ。
幸せを運んでくれそうですね!



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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