本文へスキップ

七十二候を彩る京都の和菓子たち-秋分-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・霜降

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

イメージ01

2017年霜降・初候/霜始降(しもはじめてふる)

菓銘『梢の秋』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


霜始降(しもはじめてふる)/2017年10月23日~10月27日
霜が降りはじめる時期です。

職人さん曰く、
『氷の結晶である霜がはじめて降りる頃です。
昔は外を見たときに庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから雨や雪のように空から降ってくると
思われていました。
その為、霜は降りるといいます。
梢とは木の幹や枝の先のことです。
栗蒸し羊羹で木の感じを出して淡雪羹で霜が降りてくる情景を表現してみました。』

      


イメージ01

2017年霜降・次候/霎時施(こさめときどきふる)

菓銘『初時雨』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


霎時施(こさめときどきふる)/2017年10月28日~11月1日
小雨が時々降る時期です。

職人さん曰く、
『ぱらぱらと通り雨のように雨が降る時期です。
雨が降ったかと思うと、すぐに青空が雲の合間より顔をのぞかせます。
御銘の『初時雨』は、人々や動植物たちが冬支度をはじめる合図だといわれています。
時雨をイメージした色合いの外郎。
その上にこれから色づく準備をはじめる銀杏(いちょう)の焼印を押しました。
秋が深まっていく感じを出しました。
外郎のところに備中かのこ豆を透かして時雨の情景を表現しました。』      


イメージ01

2017年霜降・末候/楓蔦黄(もみじつたきばむ)

菓銘『山粧う』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


楓蔦黄(もみじつたきばむ)/2017年11月2日~11月6日
紅葉が深まる時期です。

職人さん曰く、
『葉が赤色に変わることを『紅葉』と呼び、銀杏(いちょう)のように黄色に変わることは『黄葉』と呼びます。
また、秋の山が紅葉することを『山粧う』といい俳句の秋の季語として馴染みのある言葉です。
紅・黄・青(緑)・朱でぼかした外郎を紅葉(もみじ)の形に模り柔らかい印象となるように仕上げました。』      



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


お仕事・取材のお問い合わせ

〒600-8411
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸4F
京都Loversフォーラム
e-mail kyoto.lovers.forum@gmail.com