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七十二候を彩る京都の和菓子たち-処暑-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・処暑

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

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2017年処暑・初候/綿柎開(わたのはなしらべひらく)

菓銘『萠花』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


綿柎開(わたのはなしらべひらく)/2017年8月23日~8月27日
綿の実が弾け綿花がのぞく時期です。

職人さん曰く、
『綿を包む萼(がく)が開き始める頃です。
ふわふわとした綿毛が中から飛び出してきます。
この綿毛が木綿の糸や布になります。
御銘の萠花(ほうか)は、華やかに姿を変える花という意味で付けました。
日本の木綿は、上質で輝いているといいます。
美しい着物(木綿着物、木綿の羽織)や洋服に変わっていきます。
外郎で籠を表現し、白い練切りきんとんで綿を表現しました。
琥珀を乗せて美しく輝いている感じにしました。』


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2017年処暑・次候/天地始粛(てんちはじめてさむし)

菓銘『片しぐれ』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


天地始粛(てんちはじめてさむし)/2017年8月28日~9月1日
暑さの勢いが落ち着く時期です。

職人さん曰く、
『ようやく暑さが静まる頃です。
天気図には、秋雨前線が登場して冷たい空気とともに秋を運んできます。
練切り餡のきんとんで秋の雨を水色、そして秋の風をオレンジ(朱オレンジ)で表現しました。
栗をあしらって秋らしくなるようにしてみました。』


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2017年処暑・末候/禾乃登(こくものすなわちみのる)

菓銘『豊穣』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


禾乃登(こくものすなわちみのる)/2017年9月2日~9月6日
稲が実る時期です。

職人さん曰く、
『日に日に稲穂の先が重くなってくる頃です。
こぼれるように実り、色づきはじめます。
こなしのしぼりで頭を垂れる稲穂を表現しました。
オレンジ色のいら粉をつけて実っている感じを表現しました。
金箔もつけて【豊穣】の御銘にふさわしい感じに仕上げました。』



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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