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七十二候を彩る京都の和菓子たち-小暑-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・小暑

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

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2017年小暑・初候/温風至(あつかぜいたる)

菓銘『夏日向』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


温風至(あつかぜいたる)/2017年7月7日~7月11日
あたたかい南風が吹く時期です。

職人さん曰く、
『雲の間から注ぐ陽が段々と強くなる頃。
乾いた温かい風となって吹き下ろすフェーン現象のことを表しているとも言われています。
吉野羹に水色、桃色の丸を浮かべて陽の光が差し込んでいる色を表現しました。
三角形の形で夏らしく斬新な印象に仕上げました。』


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2017年小暑・次候/蓮始開(はすはじめてひらく)

菓銘『みさやま』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


蓮始開(はすはじめてひらく)/2017年7月12日~7月16日
蓮の花が開き始める時期です。

職人さん曰く、
『蓮がゆっくりと蕾をほどき花を咲かす頃です。
花は開いてから4日目には散ってしまうそうです。
蓮の儚さをイメージしてふんわりと優しい感じに花が開ききっていない感じを出しました。
御銘の『みさやま』は万葉集の歌から
【笹の葉は み山もさやにさやげども 我は妹思ふ別れ来ぬれば (柿本人麻呂)】
美しい響きが美しい花の蓮と合う感じがしたので付けました。
花びらのぼかしの色、形から奥ゆかしい蓮の花を感じていただければ嬉しく思います。』


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2017年小暑・末候/鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

菓銘『飛翔』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405
(ご購入の際はお問い合わせください。)


鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)/2017年7月17日~7月22日
鷹の子が飛び方を学ぶ時期です。
本日、京都ではいよいよ祇園祭前祭の山鉾巡行が行われる日です。

職人さん曰く、
『5月、6月に孵化した雛が巣立ち準備をする頃です。
獲物の獲り方、独り立ちを覚えます。
鷹はタカ科の中でも昔から高貴な印象のある鳥でもあります。
鷹の体、顔を色で表現したお菓子です。
そば粉を使用した上用(そば上用)で色を出しました。
しぼりの筋で羽の感じを表現しました。
日本人にとって、誰もが知っている馴染みのある島でもありますので和菓子で表現するのも合っていると思い
ました。』



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
自身が運営する『きょうの「和菓子の玉手箱」』では京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けして5年目に突入。
この4年間に自身が食べた和菓子の数は2000個を優に超える。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、講演など京都の和菓子を
より多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で『月刊京都版 きょうの「和菓子の玉手箱」』を連載中。


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