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七十二候を彩る京都の和菓子たち-秋分-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・秋分

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

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2017年秋分・初候/雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

菓銘『遠く雲』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)/2017年9月23日~9月27日
雷が鳴らなくなる時期です。

職人さん曰く、
『夏の間に鳴り響いた雷が収まる頃です。
空には、もこもことした鱗雲が見られます。
秋の空を眺めやると遠く雲が少し寂しく感じられるほどに・・・
という情景を表現しました。
外郎で空の色をシンプルに表現しました。』


      


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2017年秋分・次候/蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

菓銘『蟄虫坏戸』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)/2017年9月28日~10月2日
虫が冬支度を始める時期です。

職人さん曰く、
『外で活動していた虫たちが冬ごもりの支度を始める頃です。
虫たちは秋冬が終わるのを約半年もの間、土の中で静かに待ちます。
そして啓蟄の頃に再び姿を現します。
土に見立てた小倉羹の上にほうじ茶餡をきんとん状に載せ、ほうじ茶で作った琥珀羹で葉を模り載せました。
香ばしい香りが秋の感じをより演出してくれたらと思い作りました。
御銘は、次候のそのままを付けました。
ほうじ茶餡の色がこれから冬へと向かっていく情景を感じていただけたらと思います。』

      


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2017年秋分・末候/水始涸(みずはじめてかるる)

菓銘『秋の色』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


水始涸(みずはじめてかるる)/2017年10月3日~10月7日
水田を干し稲刈りに備える時期です。

職人さん曰く、
『田の水を落として稲穂の刈入れを始める頃です。
収穫の秋、真っただ中です。
黄金に色づいた稲穂が輝きます。
美しくキラキラと風になびいてる感じを出す為に琥珀羹のきんとんで表現しました。
栗の黄色を色彩に加えてみました。』

      



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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