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七十二候を彩る京都の和菓子たち-秋分-・きょうの『和菓子の玉手箱』

七十二候を彩る和菓子たち・啓蟄

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
ご紹介する素敵な和菓子で綴る七十二候の世界。
新たな七十二候を感じてみませんか。

ギャラリー

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啓蟄・初候/蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

菓銘『野に遊ぶ』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)/2018年3月6日~3月10日
地中から虫が出てくる時期です。


職人さん曰く、
『虫だけでなく、目覚め始めるすべての生き物、植物、お花たちもです。
クローバーの型でぬいた薄青の羊羹を黄味あんのまわりにはり合わせました。
ポカポカと暖かくなり、虫たち、野の花たちが春を喜んでいる様子を表現しました。』
      


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啓蟄・次候/桃始笑(ももはじめてさく)

菓銘『花えまひ』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


桃始笑(ももはじめてさく)/2018年3月11日~3月15日
桃の花が開き始める時期です。


職人さん曰く、
『昔は【咲く】という言葉を笑うと表現したそうです。
ゆっくりと開いていく桃の花は、微笑んでいるように見えます。
黄味あんをそぼろ状にして、餡に漬け蒸して、淡雪羹で化粧をしました。
淡雪羹を薄桃色にして、桃の花の色を表現しました。
全体で華やかに見えるようにしてみました。
笑まひとは、微笑むとい意味の言葉です。
花がほころんでいるという表現にしてみました。』
      


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啓蟄・末候/菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

菓銘『胡蝶』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


菜虫化蝶(なむしちょうとなる)/2018年3月16日~3月20日
青虫が羽化して蝶になる時期です。


職人さん曰く、
『厳しい冬を越したサナギが羽化して美しい蝶へと生まれ変わり羽ばたく頃です。
外郎で蝶を表現しました。
色をグラデーションにしてより美しく見えるようにしてみました。』
      



profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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