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京都の和菓子を毎日紹介-2017年10月-・きょうの『和菓子の玉手箱』

一日一菓。 2017年12月

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
お届けする京都の素敵な和菓子を毎日ご紹介。
新たな京都を感じてみませんか。

ギャラリー

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2017年12月1日

菓銘『雪餅』
北野天満宮献茶会・菓匠会協賛席
北野天満宮・文道会館にて


師走となりました京都市内では、いよいよ吉例顔見世興行がはじまりました。
そして、今年も北野天満宮では豊臣秀吉の『北野大茶会』に由来する献茶会が盛大に執り行われました。
菓匠会協賛席では、師走にふさわしい『雪景色』を菓題にした様々な趣向を凝らしたお菓子が展示されました。
お店によって雪景色の表現のされ方も様々。
京都の和菓子職人さんたちが日頃より鍛錬されてきた技と感性が随所に感じられる空間でした。

その会場でいただいたお菓子がこちらのお菓子。
12月の京都には、欠かせないお菓子の一つです。
こしあんを包んだ道明寺に氷餅をまぶしたお菓子。
雪が降り積もった様々な京都の情景を思い起こしながら美味しくいただきました。



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2017年12月2日

菓銘『もみじ』
亀廣永
京都市中京区高倉通蛸薬師上ル和久屋町359
(075)221-5965


先週末が紅葉シーズンの見頃だった京都。
至るところで散り紅葉を楽しめるようになってきました。
そんな中、今宮神社・東門前の紅葉(もみじ)が見頃を迎えています。
門前には、あぶり餅屋さんがある為、あぶり餅をいただきながら色づいた紅葉(もみじ)を楽しめるひと時を過ごすことができます。
明日も予報では、素晴らしいお天気となりそうです。
お時間がある方は、今年最後の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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2017年12月3日

菓銘『つたもみじ』
亀屋良長
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
(075)221-2005


本日は小春日和の一日となった京都市内です。
そのような素晴らしい気候の中、鹿ヶ谷の法然院へ。
紅葉がようやく見頃となった境内には、私ひとり。
静寂を存分に感じながら過ごす一日のはじまり。
贅沢すぎる時間がゆったりと流れて・・・

哲学の道の沿道を彩る色づいたドウダンツツジ、そして花咲く山茶花。
素晴らしい風景です。

鹿ヶ谷通りに建つレトロな洋館のカフェ。
蔦が絡まる白壁が特徴的な建物です。
その蔦の葉も色づき枯れはじめ、冬の光景へと向かっています。


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2017年12月4日

菓銘『秋の山』
亀屋則克
京都市中京区堺町通三条上ル大阪材木町702
(075)221-3969


京都盆地を囲む山々が色づいています。
『山粧う』という言葉通りの風景となっています。
師走の京都。
でも、山はまだ秋から冬へと移ろいはじめたばかりです。


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2017年12月5日

菓銘『もみじきんとん』
緑菴
京都市左京区浄土寺下南田町126-6
(075)751-7126


二十四節気の大雪を目前に合わせるかのように冷え込んだ京都市内です。
いよいよ、本格的な冬が到来しました。
しかしながら、下鴨神社・糺の森は秋真っ盛りです。
こちらの紅葉(もみじ)が散り始める頃、2017年・京都の秋は終わりを告げます。


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2017年12月6日

菓銘『柴の雪』
緑菴
京都市左京区浄土寺下南田町126-6
(075)751-7126


今朝の京都は、初氷の観測があった今季一番の冷え込みとなりました。
幼少の頃、凍った池に大きな石を投げて氷を割って楽しんだ懐かしい思い出が、ふと頭をよぎりました。

懐かしい思い出とともに、いただくお菓子は格別です。
冬の代表的な意匠の一つです。


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2017年12月7日

菓銘『子供の夢』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


二十四節気・大雪にふさわしい冷え込みとなった今朝の京都市内。
小さなお子さん達が、白い息を吐きあいながら無邪気に喜んでいる姿を嬉しそうに見守るお母さん。
その微笑ましい様子に心が温まりました。
雪が降り積もった時、雪だるまをつくって遊ぶのかな。


サンタ帽子をかぶった愛らしい雪だるまが多くの子供たちの夢を叶えてくれることでしょう。
職人さんの想いがみなさに届きますように!


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2017年12月8日

菓銘『落葉』
京都鶴屋 鶴壽庵
京都市中京区壬生梛ノ宮町24
(075)841-0751


先日まで色づき、私たちの目を楽しませてくれていた木々の葉が落葉となり冬木立となってきた京都の風景です。
鮮やかな色が無くなり、地味な色合いが多くなってきました。


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2017年12月9日

菓銘『冬ごもり』
亀屋則克
京都市中京区堺町通三条上ル大阪材木町702
(075)221-3969


凛とした朝の冷気の中で見る雪化粧をした比叡山。
その素晴らしい風景を、この冬はじめて見ることができた今朝の京都市内。

雪華模様が身近に感じる季節となってきました。


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2017年12月10日

菓銘『落葉』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


岡崎公園疏水沿いに植えられている桜の葉が散り冬木立となりました。
その風景を眺めながら、桜の花が満開の風景に思いを馳せます。

この時期、落葉を表現したお菓子は様々。
きんとん製で表現されたこちらのお菓子は、目をひく色使いが印象的です。


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2017年12月11日

菓銘『木枯し』
笹屋伊織
京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
(075)371-3333


本日の京都市内は、北風が吹く寒い一日となりました。
落葉に降りた霜の情景。
凛とした空気感が伝わるこの時期らしい、こなし製のお菓子です。


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2017年12月12日

菓銘『雪輪』
山もと
京都市左京区北白川東蔦町24-4
(075)707-8080


寒い一日となった京都市内。
清水寺では、恒例の今年の漢字が発表されました。
森清範貫主が巨大な半紙に向かい書いた文字は『北』。
みなさんにとっての今年の漢字は何だったでしょうか。
私の今年の漢字は『感』。
様々なことを感じて、感謝した一年でした。

古来より多くの人々から愛されてきた雪輪文様。
しかしながら意外と少ない雪輪文様の焼印が入ったお菓子です。


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2017年12月13日

菓銘『ゆず万頭』
亀屋良長
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
(075)221-2005


きょうは事始め。
この日よりお正月の準備を始めます。
いよいよ、残すところ今年も半月余りですね。
慌ただしい日々となってきますが、そんな時にほっと一息。

柚子のほのかな香りが心と身体の疲れを癒してくれます。


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2017年12月14日

菓銘『雪』
緑菴
京都市左京区浄土寺下南田町126-6
(075)751-7126


本日の京都は山間部で雪景色となりました。
そして、金閣寺でも薄っすらと雪化粧となったそうです。
この寒さが続くようでしたら、この冬は例年になく、雪景色の京都を多く見ることができるかもしれませんね。

真っ白な薯蕷饅頭に雪華文様の焼印。
ずっと愛でていると、まるでお菓子そのものが雪のように感じます。
目を閉じると、静けさの中、雪が降り積もる様子が目に浮かびます。


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2017年12月15日

菓銘『猩々木(しょうじょうぼく)』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


街に鮮やかな赤色の葉を付けたポインセチアを多く見かけるようになってきました。
17世紀にメキシコでクリスマスの花として使うようになったのが始まりと言われています。

そのポインセチアが日本に持ち込まれたのが明治時代。
能の演目にも登場する架空の動物、大酒飲みの赤い顔が特徴の『猩々』。
その架空の動物の色から『猩猩緋(しょうじょうひ)』という和色が生まれました。
また、ポインセチアの和名を『猩々木』と呼ぶようになりました。

その猩々木をモチーフにした外郎製のお菓子です。
大切な方へ、クリスマスにさりげなく添えてみてはいかがでしょうか。


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2017年12月16日

菓銘『クリスマス・イヴ』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


クリスマスイルミネーションが今夜も光輝いています。
昨夜からは、京都植物園でもクリスマスイルミネーションが始まりました。
一週間後の週末は、クリスマスを楽しむ人々で賑わうことでしょう。

和菓子でクリスマスを過ごすことが少しづつ、みなさんに知っていただけるようになってきました。
小さな幸せを感じて、笑顔で過ごす。
素敵なクリスマスではないでしょうか。


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2017年12月17日

菓銘『木枯し』
茶寮 宝泉
京都市左京区下鴨西高木町25
(075)712-1270


12月の代表的な菓銘『木枯し』。
村雨と栗羊羹が織りなす京都の冬模様です。


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2017年12月18日

菓銘『水尾の里』
源水
京都市中京区油小路通二条下ル
(075)211-0379


保津峡から北へ約4キロ。
柚子栽培発祥の地として知られている『水尾』があります。
14世紀はじめに花園天皇がこの地に柚子を植えたことがはじまりとされています。

冬至が近づいてきたこの時期、和菓子屋の店頭には様々な柚子にちなんだ意匠のお菓子が並びます。
みなさんも柚子のお菓子で心を温めてみませんか。


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2017年12月19日

菓銘『冬支度』
長生堂
京都市左京区下鴨上川原町22-1
(075)712-0677


京都の冬の味覚を代表する千枚漬け。
漬け物職人さんたちが聖護院かぶらを薄く削って小気味よい京の冬の調べを奏でます。

聖護院かぶらをモチーフにしたお菓子も京の冬の象徴です。


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2017年12月20日

菓銘『垣根』
茶寮 宝泉
京都市左京区下鴨西高木町25
(075)712-1270


葉の美しさから生垣に多く使われる山茶花。
その生垣の山茶花が花を咲かせている光景を目にする時期となっています。

凛とした冷たい空気の中で咲く山茶花が心を温めてくれます。


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2017年12月21日

菓銘『冬至』
笹屋伊織
京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
(075)371-3333


本日は終い弘法が東寺で行われました。
今年も残すところ10日となりました。

そして明日は、二十四節気『冬至』。
京都タワー大浴場では、明日22日に国産柚子を浴槽に浮かべたゆず湯が行われます。
毎年恒例のゆず風呂で身体を、お菓子で心を温めてぽっかぽかの一日にしてみてはいかがでしょうか。


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2017年12月22日

菓銘『焚き火』
茶寮 宝泉
京都市左京区下鴨西高木町25
(075)712-1270


こしあんを黄身しぐれで包んだお菓子です。
温もりを感じながら、ほっと一息。
和菓子があって良かったと思える瞬間です。


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2017年12月23日

菓銘『聖夜』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


明日は、休日のクリスマス・イヴ。
その日にふさわし和菓子で過ごしてみませんか。


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2017年12月24日

菓銘『サンタ』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


京都市内は激しい雨が降るクリスマス・イヴとなっています。
雨にも負けずみなさんのもとへサンタクロースがやって来ることを願って!


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2017年12月25日

菓銘『ツリー』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


京都タワーが昨日に引き続き、赤色と緑色のクリスマスカラーにライトアップされているクリスマスの夜。
きょうのお菓子もクリスマスにちなんだ意匠です。


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2017年12月26日

菓銘『冬椿』
千本玉壽軒
京都市上京区千本通今出川上ル
(075)461-0796


春の季語である『椿』。
早咲きの椿は、寒椿や冬椿と呼ばれ冬の季語となります。
凍てつく寒さの中で健気に咲く椿。
ひと時に心温まる光景です。

火の気なき家つんとして冬椿(小林一茶)

日本の美を感じるお菓子です。


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2017年12月27日

菓銘『寒椿』
源水
京都市中京区油小路通二条下ル
(075)211-0379


粉雪が舞い散った今朝の京都市内。
西山は真っ白に雪化粧。
刻々と変わりゆく雲。
その隙間から差し込む陽射しによって目まぐるしく変わる西山。
京都の冬の楽しみの一つです。

冬の京都には、欠かすことができない寒椿。
長年培ってこられた職人さんだからこそできるこちらの意匠。
目の前にした瞬間に伝わってくるものを感じていただきたいお菓子です。


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2017年12月28日

菓銘『玉椿』
山もと
京都市左京区北白川東蔦町24-4
(075)707-8080


『藪椿』、『蝦夷錦』、『侘助』など国内には2000種以上の椿の種類があると言われています。
玉椿は、その数ある椿を『美しい椿』として表現する際に使われます。
古来より長寿の木とされており、末長くめでたい意味が込められています。

その意味のような縁起のよい雰囲気の外郎製のお菓子です。


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2017年12月29日

菓銘『雪の宿』
亀屋友永
京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
(075)231-0282


口に広がるほのかな柚子の香り。
寒いこの時期に温もりを感じるお菓子です。


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2017年12月30日

菓銘『冬将軍』
亀屋友永
京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
(075)231-0282


真冬の12月から2月にシベリアより南下してくる寒気団。
その事を冬将軍がやってきたと表現します。
その冬将軍の事を冬の神を意味する『冬帝(とうてい)』とも表現します。
冬の季語でもある冬帝は、俳句をされている方には馴染みのある用語なのではないでしょうか。
凍てつく寒さに温もりを感じる山茶花。
意匠と菓銘を対象的にすることによって、より山茶花から温もりを感じる妙を感じるお菓子です。


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2017年12月31日

菓銘『えくぼ薯蕷』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


2017年も残すところあと僅かとなりました。
今年も様々な方に助けていただき無事に終えることができそうです。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今年は、毎日続けてきた【きょうの『和菓子の玉手箱』】が5年を迎え、多方面よりお仕事を依頼していただき、自身を取り巻く環境が一変しました。
毎日、お菓子と向き合い過ごすひと時がより充実した1年でした。
来年も、より多くの方に本質的な京都の和菓子の素晴らしさ、楽しさを知っていただける機会が増えることを願っております。

新年や慶事の折に用いられる『えくぼ薯蕷』と呼ばれるお菓子。
微笑んだ際にできるえくぼを表現しているお菓子です。
みなさんにとって2018年が、笑顔の満ち溢れる年となることを願ってお届けします。
では素晴らしい新年をお迎えください。


informationお知らせ

2017年12月27日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
2018年を寿(ことほ)ぐ、祝いの和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00329.html
2017年12月1日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
凜とした京の冬を映した繊細な意匠のお菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00306.html
2017年11月1日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
『色とりどりの秋景色、目にも麗し11月の京菓子3選』
http://souda-kyoto.jp/blog/00274.html
2017年10月10日
月刊京都・11月号にて【小倉夢桜が選ぶ!『秋の京菓子』】を担当させていただいております。
書店にて発売中です。
2017年9月28日
ホームページをリニューアルしました。

profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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京都Loversフォーラム
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