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京都の和菓子を毎日紹介-2017年10月-・きょうの『和菓子の玉手箱』

一日一菓。 2018年10月

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
お届けする京都の素敵な和菓子を毎日ご紹介。
新たな京都を感じてみませんか。

ギャラリー

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2018年10月1日

菓銘『豊穣』
千本玉壽軒
京都市上京区千本通今出川上ル
(075)461-0796


神無月となった京都市内。
本日より、実りの感謝と五穀豊穣を祈願する『ずいき祭』が始まりました。
こなし製の型押しされた稲穂。
大地の恵みに感謝していただきたいお菓子です。


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2018年10月2日

菓銘『花すすき』
幸楽屋
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
(075)231-3416


秋の季語でもある『花芒(はなすすき)』。
穂の出た芒が秋風に揺らめいて様子は、まさに秋の風景です。
口の中でほろっと溶けてゆく口溶けが印象的な黄身しぐれ製のお菓子です。


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2018年10月3日

菓銘『初雁』
鍵甚良房
京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
(075)561-4180


9月中旬より10月にかけて和菓子屋では『初雁』という銘のお菓子を見かけるようになります。
ちょうどその頃は涼気を含んだ北風が吹き始める頃。
その風が吹く頃に雁が日本に渡ってくることから、その風のことを『雁渡し』と呼んでいます。

こちらのお菓子は雁が夜空を飛ぶ情景を表現しています。
黒糖で合わせた葛を夜空に見立てて、雁はゆり根で表現したお菓子です。


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2018年10月4日

菓銘『焼栗』
聚洸
京都市上京区大宮寺之内上ル
(075)431-2800


通常の和栗より甘みが強い『利平栗(りへいぐり)』を使用したコチラのお菓子。
細かく砕かれた栗の食感がアクセントとなり、栗らしいぽくぽくとした風味が存分に味わえます。
きれいに裏漉しされた栗と細かく砕いた栗を合わせて焼き目をつけたお菓子です。


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2018年10月5日

菓銘『秋風』
日栄軒
京都市北区小山初音町61
(075)491-2204


秋の訪れを知らせる風『秋風』。
秋晴れの下、心地よい透明な風が流れていきます。
秋の七草である芒(すすき)の焼印を入れた上用饅頭です。


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2018年10月6日

菓銘『小菊』
千本玉壽軒
京都市上京区千本通今出川上ル
(075)461-0796


可憐に咲く小菊の様子を表現した薯蕷製のお菓子です。


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2018年10月7日

菓銘『銀杏』
音羽軒
京都市右京区嵯峨野芝野町3-18
(075)864-3472


東寺では、毎月第一日曜日にがらくた市が行われます。
本日はその第一日曜日。
境内には多くの方が掘り出し物を目当てに訪れていました。
南大門近くに植えられている大きなイチョウの木には銀杏の実が鈴なり実っていました。
深まる秋を感じたひと時です。


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2018年10月8日

菓銘『初雁』
聚洸
京都市上京区大宮寺之内上ル
(075)431-2800


爽やかな秋空が広がった連休の最終日の京都市内。
観光地は多くの観光客で賑わいました。

本日より二十四節気では『寒露』。
夜が長くなり、露が冷たくなる頃です。

そして、七十二候では『鴻雁来(こうがんきたる)』となります。
雁が北の国より日本へ渡ってくる頃です。
列をなして群れ飛ぶ様子は美しく、古くより歌に詠まれてきました。

和菓子の世界でもこの時期、欠かせない題材の一つとして、多くの人々に好まれてきました。
波照間産の黒糖を合わせた葛を夜空に見立てて、群れ飛ぶ雁をゆり根で表現したお菓子です。
秋の深まりとともに、日の暮れるのも早まるこの時期。
哀愁を感じずにはいられないお菓子です。


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2018年10月9日

菓銘『花すすき』
塩芳軒
京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
(075)441-0803


『悟りの窓』 と『迷いの窓』で有名な源光庵。
北山杉が立ち並ぶ先に二つの白い丸窓が印象的な山門が見えます。
その山門前で訪れる参拝者を招いているかのように風に揺らめく芒(すすき)たち。
この時期ならではの風情ある風景です。

線描画風に表現された芒の焼印が入れられたよもぎ羽二重製のお菓子です。


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2018年10月10日

菓銘『豊穣』
幸楽屋
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
(075)231-3416


豊穣の秋、ついつい食べ過ぎてしまい、身体の体型が気になる時期です。
みなさんはいかがでしょうか。
実りの秋を色合いで表現したお菓子です。


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2018年10月11日

菓銘『龍田』
京都鶴屋 鶴壽庵
京都市中京区壬生梛ノ宮町24
(075)841-0751


夏の緑から落ち着いた青葉へと移り変わっている京都の紅葉(もみじ)。
今年の紅葉は果たしてどのような光景となることでしょうか。
この時期の紅葉(もみじ)の葉色を表現したこなし製のお菓子です。


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2018年10月12日

菓銘『みのりの秋』
本家玉壽軒
京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
(075)441-0319


秋の深まりを感じる気温となってきた京都市内です。
稲穂が垂れた様子の焼印が入った道明寺製のお菓子です。


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2018年10月13日

菓銘『小菊』
幸楽屋
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
(075)231-3416


可憐に咲く小菊の様子を抽象的に表現した道明寺製のお菓子です。


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2018年10月14日

菓銘『実りの秋』
鍵甚良房
京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
(075)561-4180


昨日、本日と行われた春日神社の春日祭。
多くの露店が並び、毎年、地元の子供たちが楽しみにしているお祭りです。
五穀豊穣に感謝し、氏子地域の無病息災を願って行われます。

稲穂が垂れる様子を表現した焼き皮製のお菓子です。


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2018年10月15日

菓銘『栗ひろい』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


秋の味覚『栗』がパチンっとはじけて、いがから顔をのぞかせます。
その様子を表現した、きんとん製のお菓子です。


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2018年10月16日

菓銘『夕焼け』
亀屋則克
京都市中京区堺町通三条上ル大阪材木町702
(075)221-3969


西の空に陽が落ちる頃、雁たちはねぐらへと戻っていきます。
上用饅頭にこの時期ならではの風景を表現したお菓子です。


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2018年10月17日

菓銘『遠く雲』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


職人さん曰く、
「秋の空を眺めると、遠く雲が少し寂しく感じられるほどに・・・
という情景をシンプルに、きんとんで表現しました。」

本日の空はまさにそのようでした。


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2018年10月18日

菓銘『柚子薯蕷』
鍵甚良房
京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
(075)561-4180


爽やかな柚子の香りが口いっぱいに広がる薯蕷製のお菓子です。
柚子の香りに癒されてみてはいかかでしょうか。


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2018年10月19日

菓銘『良夜』
聚洸
京都市上京区大宮寺之内上ル
(075)431-2800


今夜の京都市内は、月が美しく夜空に浮かんでいます。
月が美しい夜のことを『良夜』と表現します。
芒の焼印が施された道明寺製のお菓子です。


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2018年10月20日

菓銘『えびす焼』
鍵甚良房
京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
(075)561-4180


京都の秋の風物詩の一つである『二十日ゑびす大祭(ゑびす講)』。
ゑびす大神が旧暦の9月20日に海から帰ってきたことにちなんだ大祭です。
毎年10月20日に京都ゑびす神社で行われる重要な年中行事です。

昨日は宵戎が行われ、本日は二十日ゑびす大祭が行われました。
京都ゑびす神社近くの和菓子屋では二十日ゑびすにちなんでゑびす大神を模ったお菓子が販売されました。
こちらのお菓子は、二十日ゑびすと年明けの十日ゑびすの時期のみの販売です。
飾らない素朴なとても親しみがわくお菓子です。

次回は、年明けの十日ゑびすの時期に店頭で販売されます。
機会があればぜひどうぞ!


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2018年10月21日

菓銘『山柿』
亀屋良長
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
(075)221-2005


秋空の下、柿の実がたわわに実る光景を見かけるようになってきました。
その柿の実を突く小鳥たち。
秋ならではの風情ある風景です。

柿あんが入った、ねりきり製のお菓子です。


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2018年10月22日

菓銘『雅(みやび)』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


昨年は台風の影響で中止となった『時代祭』。
今年は秋晴れの下、時代考証をもとに再現された明治維新から平安時代へとさかのぼる歴史
絵巻が繰り広げられました。
今回は、時代祭にちなんだお菓子です。
華やかで美しい着物の袖を表現した外郎製のお菓子です。


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2018年10月23日

菓銘『光琳菊』
亀屋良長
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
(075)221-2005


琳派を発展させたひとり尾形光琳によって創り出された菊の文様といえば『光琳菊』。
その文様をテーマにしたこちらお菓子。
薯蕷饅頭の中ほどをくぼませて菊の花を表現しています。
無駄を一切省いた『光琳菊』は京菓子を代表する意匠です。
この時期、欠かせないお菓子です。


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2018年10月24日

菓銘『月夜』
えん寿
京都市右京区太秦多藪町14-93
(075)432-7564


今夜の京都市内上空には満月が美しく見え続けています。
今夜のような情景を表現したお菓子です。


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2018年10月25日

菓銘『梢の錦』
亀屋則克
京都市中京区堺町通三条上ル大阪材木町702
(075)221-3969


京都市内の木々が少しづつ色づきはじめてきました。
この時期の木々の色づきを表現した村雨製のお菓子です。


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2018年10月26日

菓銘『袖模様』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


メディアで京都の紅葉情報を目にするようになってきました。
まだまだ、青葉が目立つ紅葉(もみじ)ですが、気が付けば見頃となっていてもおかしくない気候となってきました。
友禅に金彩を施した着物を着て、真っ赤に色づいた京都を散策。
女性なら一度は憧れる京都での過ごし方ではないでしょうか。
こなしと外郎の裏打ちで仕上げた京都の秋を表現したお菓子です。


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2018年10月27日

菓銘『魔女』
本家玉壽軒
京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
(075)441-0319


本日の祇園界隈は、まるで魔法にかけられたかのように華やかで賑やかな雰囲気となりました。
『南座発祥400年南座新開場祇園お練り』が南座から八坂神社前まで行われました。
四条通りを埋め尽くした人、人、人、、、
役者さんたちが四条通りを練り歩くと、黄色い声を張り上げながら手を振る人々。
魔法が解けた時、祇園界隈はいつもの変わらぬ雰囲気に戻っていました。


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2018年10月28日

菓銘『MOON』
亀屋良長
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
(075)221-2005


ハロウィン前の日曜日。
あちらこちらでハロウィンのイベントが行われました。
仮装をした多くの人々。
今夜も昨日に引き続きとても綺麗な月が夜空に浮かんでいます。


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2018年10月29日

菓銘『おばけ』
えん寿
京都市右京区太秦多藪町14-93
(075)432-7564


愛くるしいオバケを表現した薯蕷製のお菓子です。


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2018年10月30日

菓銘『おばけ』
本家玉壽軒
京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
(075)441-0319


いよいよ明日はハロウィン。
ハロウィンを楽しむ人々の行き過ぎた行為が問題となっているのがとても残念です。
他人に迷惑をかけない程度にハロウィンを満喫してくださいね。


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2018年10月31日

菓銘『山の音』
二條若狭屋
京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
(075)231-0616


秋の深まりを感じながら過ごす日々。
色づいた紅葉(もみじ)がひらり、ひらりと舞い散ります。
耳を澄ませば、秋山の様々な音が聞こえることでしょう。
栗がパチンっとはじけて、いがから顔をのぞかせている様子を表現したお菓子です。


informationお知らせ

2018年9月3日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
『重陽の節句』にちなんだお菓子のご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00545.html
2018年8月4日
【食べログマガジン】に『和菓子と巡る、京都さんぽ』を連載執筆させていただいております。
今回は『心を届ける和菓子屋「船屋秋月」』です。
https://magazine.tabelog.com/articles/45909
2018年8月2日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
『立秋』を迎える京都。送り火にちなんだお菓子のご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00524.htmll
2018年3月10日
月刊京都・4月号にて【小倉夢桜が選ぶ!『春の京菓子』】を担当させていただいております。
書店にて発売中です。
2018年3月2日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
ほんのりと春めく和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00392.html
2018年2月2日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
春の息吹が感じられる和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00363.html
2017年12月27日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
2018年を寿(ことほ)ぐ、祝いの和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00329.html
2017年10月10日
月刊京都・11月号にて【小倉夢桜が選ぶ!『秋の京菓子』】を担当させていただいております。
書店にて発売中です。
2017年9月28日
ホームページをリニューアルしました。

profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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