本文へスキップ

京都の和菓子を毎日紹介-2017年10月-・きょうの『和菓子の玉手箱』

一日一菓。 2018年4月

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜-Yume-が
お届けする京都の素敵な和菓子を毎日ご紹介。
新たな京都を感じてみませんか。

ギャラリー

イメージ01

2018年4月1日

菓銘『都をどり』
鍵善良房
京都市東山区祇園町北側264番地
(075)561-1818


卯月となった京都市内。
本日より、京都の春を彩る『都をどり』、『京おどり』の幕が開きました。
また一つ京都の春が華やいだ雰囲気となりました。
今年も昨年に引き続き、祇園甲部歌舞練場は耐震対策の為、春秋座での開催となっています。

本日のお菓子は、祇園に店を構える和菓子店の都をどりにちなんだお菓子です。
祇園甲部の紋章である『つなぎ団子』の焼印を入れ、都の春をイメージする桜と柳の色をあしらった
薯蕷製のお菓子です。
華やいだ祇園の雰囲気を感じてください。


イメージ01

2018年4月2日

菓銘『花すだれ』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


早くも遅咲きの平安神宮・八重紅枝垂桜が見頃を迎えています。
文豪たちも絶賛した京都の春を代表する桜です。
八重咲きの濃い紅色の花が枝垂れる様子に心奪われる方も多いのではないでしょうか。
京都の美しい春をイメージした、きんとん製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月3日

菓銘『ひとしらべ』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


京都の鼓は美術品であり、春の音色でもあります。
桜色の生地に鼓の皮の焼印を施した薯蕷饅頭。
そこに締めたり緩めたりすることで音色を変える朱色の調緒(しらべお)を飾っています。
調緒のことを『調べ』とも呼びますが、そこから付けられた菓銘『ひとしらべ』です。
こちらのお菓子から京都の春の音色を感じてみてください。


イメージ01

2018年4月4日

菓銘『花筏』
緑菴
京都市左京区浄土寺下南田町126-6
(075)751-7126


哲学の道、疎水沿いに植えられた桜。
このエリアの素晴らしい光景といえば、やはり『花筏』。
今週に入り、花びらが散り始めてきました。
儚く散った花びらが川面を流れ、水面を薄桃色で覆い尽くしています。
その花筏の情景を表現した餅(求肥)製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月5日

菓銘『御室の花』
船屋秋月
京都市右京区宇多野福王子町13-3
(075)463-2624


数日前より満開となった御室桜が見頃を過ぎようとしています。
川端康成の小説『古都』の中に出てくる「御室の桜も一目見たら、春の義理が済んだようなものや」という台詞。
京都の本格的な桜シーズンの最後を飾る仁和寺の御室桜。
桜雲越しに見える五重塔。
京都を代表する光景の一つです。
花びら一枚は白く、集まればピンク色に見えるという桜のイメージを表現したお菓子です。


イメージ01

2018年4月6日

菓銘『陽春譜』
鶴屋吉信
京都市上京区今出川通堀川西入
(075)441-0105


ひらひらと舞い散る京都の桜。
春の陽気に桜の花びらがひらひらと音を奏でる風情を表現したお菓子です。
素敵な菓銘と共にお菓子から移りゆく京都を感じとってみませんか。


イメージ01

2018年4月7日

菓銘『菜種きんとん』
老松
京都市上京区北野上七軒
(075)463-3050


桜と共に春を彩る花『菜の花』。
菜の花の花言葉は『快活』。
菜の花のイメージにピッタリの花言葉です。
新たなことにチャレンジされている方もいらっしゃると思いますが、
困難に対して快活に乗り越えていけるように願いを込めて・・・
つくね芋を使用した芋練りきんとん製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月8日

菓銘『花の下』
長生堂
京都市左京区下鴨上川原町22-1
(075)712-0677


例年になく、桜の開花が早まった今年。
例年であれば、そろそろ『なからぎの道』の八重紅枝垂桜が見頃の頃。
満開の桜のトンネルを通り抜ける人々で賑わいます。
今年はもう既に見頃を過ぎてしまいました。
その中、なからぎの道では鴨川茶店が行われました。
くぼみを道に見立てて、なからぎの道を表現した薯蕷饅頭製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月9日

菓銘『花の舞』
茶寮 宝泉
京都市左京区下鴨西高木町25
(075)712-1270


遅咲きの桜がひらひらと舞い散る京都市内。
美しい風景が目の前に広がります。
村雨と羊羹で模ったお菓子です。


イメージ01

2018年4月10日

菓銘『池の春』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


そよ風に吹かれて余花の花びらが一枚、また一枚と儚く水面に舞い散ります。
水面で最後のラストダンス。
素敵な光景を外郎で表現したお菓子です。


イメージ01

2018年4月11日

菓銘『花散里』
えん寿
京都市右京区太秦多藪町14-93
(075)432-7564


こちらの菓銘から源氏物語・第11帖をイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
淡い儚い感じの雰囲気がとても印象的。
外郎に色を着けているのではなく、白餡をピンク、ブルーに染めて餅生地で包んだお菓子です。



イメージ01

2018年4月12日

菓銘『ひとひら』
紫野源水
京都市北区小山西大野町78-1
(075)451-8857


和菓子に名付けられる菓銘の大切さを感じます。
『ひとひら』を漢字では『一片』と書きます。
平仮名と漢字では、お菓子の印象が全く異なります。
平仮名だからこそ感じるお菓子の優しさ。

美しくも儚く散りゆく桜。
その散る情景に美を感じる日本文化の素晴らしさ。
桜の代表的な意匠である花びら一枚を表現した薯蕷練切製のお菓子です。
職人さんの手のひらの温もりを感じる意匠です。



イメージ01

2018年4月13日

菓銘『彩雲』
えん寿
京都市右京区太秦多藪町14-93
(075)432-7564


新緑の季節。
薫風が心地良い来月に行われる京都三大祭りの一つ『葵祭』。
その第63代・斎王代が決定しました。
時の流れは早く、もうそのような時期なんですね。

かるかんと羊羹で作られたお菓子です。



イメージ01

2018年4月14日

菓銘『花見舟』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


名残りの桜を楽しむ人々。
嵐山・渡月橋上流の大堰川に舟を浮かべて花筏とともに・・・

風情を感じる外郎製のお菓子です。



イメージ01

2018年4月15日

菓銘『古都の春』
茶寮 宝泉
京都市左京区下鴨西高木町25
(075)712-1270


今年は思いのほか早く咲き、散ってしまった桜たち。
とは言え、八重桜や御衣黄などが咲き、古都の春はあと暫く続きます。



イメージ01

2018年4月16日

菓銘『たんぽぽ』
亀屋光洋
京都市左京区一乗寺払殿町17-12
(075)711-3764


京都市内を散策していると道端でタンポポの花が咲いている様子を見かけます。
タンポポがとても身近な存在だった幼少の頃。
自身の背が伸びるとともにタンポポの存在が遠のいてしまっていたように感じます。
タンポポに顔を近づけて春を感じて、幼少の頃の懐かしい思い出が甦ってきました。



イメージ01

2018年4月17日

菓銘『藤浪』
幸楽屋
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
(075)231-3416


そよ吹く風に揺らぎながら陽の光に照らされて色艶やかな藤の花。
京都市内の藤の花は、例年よりも早く開花が始まっています。


イメージ01

2018年4月18日

菓銘『碧噴井(あおふけい)』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


雨上がりの京都市内。
雨によって大気中のゴミが洗い流され澄んだ空気となり山々がとても綺麗に見えました。
木々が芽吹き、青(緑)の美しい季節へと移り変わってきました。
琥珀羹のキラキラ感を水に見立てた、きんとん製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月19日

菓銘『花かご』
茶寮 宝泉
京都市左京区下鴨西高木町25
(075)712-1270


本日は25℃を超えて夏日となった京都市内でした。
例年、ゴールデンウィーク期間中に行われる蹴上浄水場の一般公開。
敷地内に植えられているつつじが色とりどりに花開いた様子は圧巻です。
今年は、つつじの開花が早まった為に今週末の21日と22日に特別に公開されます。
例年の日程も一般公開は行われます。
春と初夏の花が咲き混じるこの時期は、花好きにとっては幸せな日々です。


イメージ01

2018年4月20日

菓銘『ふじ』
亀屋光洋
京都市左京区一乗寺払殿町17-12
(075)711-3764


平等院の藤の花が見頃を迎えつつあります。
今週末は、お天気の予報も素晴らしく、青空の下、素敵な光景を目にすることができそうです。


イメージ01

2018年4月21日

菓銘『一初』
幸楽屋
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
(075)231-3416


上御霊神社の南側のお堀でイチハツがツツジと共に花を咲かせています。
アヤメ科の中で一番早く咲くというところからその名前が付けられたそうです。
実際のところは射干(シャガ)の方が半月ほど早く花を咲かせます。

上御霊神社へ参拝に行かれた際には、近くにあるこちらのお店を訪れてみてはいかがでしょうか。


イメージ01

2018年4月22日

菓銘『午後の光』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


夏日となった本日の京都市内。
まるで夏のような陽射し。
日陰では、そよ風が心地よく、気分の良い休日を過ごされたのではないでしょうか。
午後の光を感じながらティータイム。
こちらのお菓子があれば素敵なひと時を過ごすことができそうです。
紅茶あんを使用したこちらのお菓子は、お客様よりご注文があって特別に作られたものです。
みなさんも特別な日に特別なお菓子で過ごしてみてはいかがでしょうか。


イメージ01

2018年4月23日

菓銘『花みづき』
塩芳軒
京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
(075)441-0803


ハナミズキが京都市内を彩りはじめてから3週間ほどが経ちました。
枝からは青々とした葉が芽吹き、花を楽しめるのもあとわずかとなってきました。

至るところで見かけるハナミズキ。
この時期とても馴染みのある花ですが、意外にもハナミズキにちなんだお菓子はあまり見かけません。
白餡を包んだ羽二重製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月24日

菓銘『胡蝶』
幸楽屋
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
(075)231-3416


雨の京都市内となった本日。
濡れた木々が色鮮やかになり、色とりどりの傘が花開きました。

型押しされた蝶が印象的な黄味時雨製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月25日

菓銘『藤花の宴』
笹屋伊織
京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
(075)371-3333


平等院の藤の見頃が続いています。
今年は花付きが良く、とても優美な光景を楽しむことができます。


イメージ01

2018年4月26日

菓銘『朧夜』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


朧月が夜空に浮かんでいる今夜の京都市内。
時代と共に変わりゆく、モノ、風景、情報、そして人々の感情。
古より変わらず夜空に浮かんでいる月。
みなさんには、どのような朧月が見えているでしょうか。


イメージ01

2018年4月27日

菓銘『胡蝶』
塩芳軒
京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
(075)441-0803


蓬の香りが口いっぱいに広がる羽二重製のお菓子です。
蓬の羽二重に包まれた粒あん。
やはり蓬には粒あんがよく合います。


イメージ01

2018年4月28日

菓銘『花水木』
二條若狭屋
京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
(075)231-0616


夏日となったゴールデンウィーク初日の京都市内。
祇園界隈をはじめとする観光スポットは、多くの観光客で賑わいました。
街路樹として植えられているハナミズキ。
例年であれば京都市内を彩り観光客を迎えてくれますが、今年は新緑となっています。
正確には、ピンク色の花弁のように見えるのは総苞です。
中心の塊が花序となります。

ハナミズキを模った外郎製のお菓子です。
季節の移ろいを感じてくださいね!


イメージ01

2018年4月29日

菓銘『山吹襲ね』
長久堂
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
(075)712-4405


例年であれば山吹が見頃となっている松尾大社。
今年は既に見頃を終えて青々とした葉が風にそよいでいます。
数週間前の山吹色に染まった美しい境内を思い返しながらお菓子をいただきました。
美しい気品を感じるこなし製のお菓子です。


イメージ01

2018年4月30日

菓銘『藤棚』
游月
京都市左京区山端壱町田町8-31
(075)711-1110


4月末の行事として多くの京都市民が楽しみにしている鳥羽水環境保全センターの一般公開。
『鳥羽の藤』と呼ばれ慣れ親しまれている全長120mに及ぶ藤棚は圧巻です。
今年は、例年よりも早く開花が始まった京都の藤。
紫の花を咲かせた藤は見頃を過ぎてしまいましたが、白い花を咲かせた藤はそよ吹く風に揺れていました。


informationお知らせ

2018年3月2日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
ほんのりと春めく和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00392.html
2018年2月2日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
春の息吹が感じられる和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00363.html
2017年12月27日
JR東海【そうだ 京都、行こう。】のオフィシャルHPに小倉夢桜が執筆させていただいた記事が掲載。
2018年を寿(ことほ)ぐ、祝いの和菓子をご紹介させていただいております。
http://souda-kyoto.jp/blog/00329.html
2017年10月10日
月刊京都・11月号にて【小倉夢桜が選ぶ!『秋の京菓子』】を担当させていただいております。
書店にて発売中です。
2017年9月28日
ホームページをリニューアルしました。

profile

小倉 夢桜-Yume- (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


お仕事・取材のお問い合わせ

〒600-8411
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸4F
京都Loversフォーラム
e-mail kyoto.lovers.forum@gmail.com