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京都和菓子歳時記−2017年1月−・きょうの『和菓子の玉手箱』

和菓子歳時記ー2018年12月ー

和菓子ライフデザイナー小倉夢桜−Yume−が
ご紹介する京都の素敵な和菓子の世界。
新たな京都を感じてみませんか。

ギャラリー

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2018年12月5日

菓銘『京の冬』
笹屋春信
京都市西京区桂乾町66-1
(075)391-4607
(ご購入の際はお問い合わせください。)


師走に入り、各所でイルミネーションが光り輝き、一気にクリスマスの雰囲気となった京都市内です。
クリスマスは、まだしばらく先ですがイルミネーションの輝きを目にすると、
「もう今年もあとわずか。」
と気持ちばかりが焦ってしまいます。
そんな時は、和菓子でほっこりと気分転換。
私と同じように気持ちばかりが焦ってしまうという方はいかがでしょうか。
季節感のある和菓子を手のひらにのせて、愛でながらいただく和菓子。
きっと、心が癒されるはずです。
今回は京都の冬に欠かせない食材にちなんだ意匠のお菓子をご紹介させていただきます。

師走の京都市内では『大根焚き(だいこだき)』という年中行事が行われます。
この時期に大根を食べると中風にかからないといわれ、様々な寺院で執り行われます。
なかでも、毎年12月7日と8日に千本釈迦堂で行われる『大根焚き』は、京都に暮らす人々はもとより、
他府県からも多くの人々がお越しになります。
大きなお鍋で焚かれた、聖護院大根と油揚げの湯気と香ばしい香りが境内に広がり、食欲をそそります。
そして、もう一つ。
京都の冬の味覚を代表する千枚漬け。
漬け物職人さん達が聖護院かぶらを小気味よい音を響かせながら薄く削っていく光景は冬の京都そのものです。

「聖護院大根と聖護院かぶらのどちらかに似せることもなく、抽象的な意匠にさせてもらっています。
召し上がられる方がそれぞれの風景を目に浮かべていただければと思っています。」
聖護院大根にも、聖護院かぶらにも似た上用饅頭に『京の冬』と名付けることで様々な京都の冬の情景が目に
浮かんできます。
みなさんには、どのような風景が目に浮かぶでしょうか。


profile

小倉 夢桜−Yume− (おぐら ゆめ)

京都在住。
和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファーとして、四季折々の京都を発信。
手のひらにのせた和菓子から小さな幸せを感じ、『手のひらの幸せ』をより多くの方に伝えたい!
その想いから2012年より、自身が立ち上げた【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
こちらでは京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届けしている。
立ち上げて以来、自身が食べた和菓子の数は数千個に及ぶ。
数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、テレビ番組製作の監修をはじめ、執筆活動や講演など
京都の和菓子をより多くの方に身近に感じていただく活動を行っている。
現在は月刊京都(白川書院)で【月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』】を連載中。


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