本日のお菓子
2017
51

五月晴れ

皐月となった京都市内。
いよいよ、夏の始まりです。
二条から五条にかけての鴨川沿いで京都の夏の風物詩である鴨川納涼床が始まりました。
日が暮れると肌寒い京都市内。
夜の納涼床で夕涼みをするのは、まだ暫く先となりそうです。
今の時期は、日中に青空の下、新緑の山々を眺めながら過ごすひと時がおススメです。

五月晴れに、風に吹かれてたなびく吹き流し。
鯉のぼりの始まりと云われ、カラフルな色には、魔除けの意味が込められています。
菓銘五月晴れ
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
52

あやめ衣

本日も青空が美しい天候となった京都市内です。
上御霊神社の南水路では、ただ今、初夏を代表する花の一つである『一初(イチハツ)』が花を咲かせて見頃を迎えています。
アヤメ科の一初は、アヤメ科の中で一番初めに咲くことからその名が付いたそうです。

初夏に咲く、あやめの柄の衣装を表現した外郎製のお菓子です。
菓銘あやめ衣
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2017
53

藤波

世界遺産・平等院では、藤の花が見頃を迎えています。
そよ吹く風にたなびく姿は優雅そのものです。
菓銘藤波
店名老松(北野店)
住所京都市上京区北野上七軒
電話(075)463-3050
2017
54

岩根のつつじ

京都・蹴上浄水場では、ただ今一般公開が行われています。
毎年ゴールデンウィーク期間中に行われるイベントです。
訪れるみなさんのお目当ては、蹴上浄水場の丘陵地に植えられている4600本ものツツジです。
青空の下、初夏を感じながら過ごすことができる京都住民の楽しみとなっています。
今年は5月7日まで行われます。

緑色のきんとんを山に見立てて、岩間に咲く鮮やかなつつじを表現したお菓子です。
菓銘岩根のつつじ
店名日栄軒
住所京都市北区小山初音町61
電話(075)491-2204
2017
55

柏餅

本日は『端午の節句』。

中国から伝わってきたお菓子が多い中、柏餅は日本独特のお菓子です。
柏の木は古来から神聖な木とされてきました。
柏の木に神が宿っているということから『拍手を打つ』と言う言葉が生まれたそうです。

その柏の木は新芽が出ないと古い葉が落ちないために『跡継ぎが途絶えない』ということに結びつき縁起物となりました。

上新粉のお餅の中にはこし餡と京都らしく味噌あんがそれぞれ入っています。
菓銘柏餅
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
56

風薫る

晩春より、私たちの目を楽しませてくれているハナミズキ。
少しづつ、葉が出てきて見頃を終えようとしています。

職人さん曰く、
『桜が散ってしまうと京都の山々、街は少し寂しくなりますが次はハナミズキが見る者の心を楽しませてくれます。
初夏の風に揺られて桜より少し濃い花たちの姿がとても可愛らしく咲き誇ります。』

備中白こしあんを包んだこなし製のお菓子です。
愛らしい雰囲気のお菓子に思わず笑顔がこぼれます。
菓銘風薫る
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
57

颯々(さつさつ)

大型連休の最終日、京都市内は爽やかな青空が広がりました。
風が吹くさまを『颯々』。
新緑の風が心地よく。
菓銘颯々(さつさつ)
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2017
58

杜若

日中はとても暑い一日となりました京都市内です。
水辺が恋しい時期となってきました。
水辺に涼し気な色合いで咲く花『カキツバタ』。
菓銘杜若
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2017
59

鴨川慕情

鴨川を題材にしたお菓子です。
菓銘鴨川慕情
店名亀屋友永
住所京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
電話(075)231-0282
2017
510

さつき花

色あざやかな、5月を彩るつつじの花を焼皮で表現したお菓子です。
菓銘さつき花
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2017
511

大田の沢

上賀茂神社の境外摂社『大田神社』の境内にある大田の沢では、天然記念物のカキツバタが見頃を迎えています。

平安時代の歌人・藤原俊成が美しいカキツバタの様子に魅せられて
『神山(こうやま)や 大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ』
と詠みました。

初夏のこの時期には必ず見ておきたい風景です。
菓銘大田の沢
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
512

変わらぬ愛

母の日が近づいてまいりました。

薄く紅をぼかして薔薇を表明した練り切り製のお菓子です。
何とも言えない可愛らしい雰囲気。
プレゼントされたお母様は、きっとお喜びになられることでしょう。
菓銘変わらぬ愛
店名亀屋友永
住所京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
電話(075)231-0282
2017
513

ありがとう

お花屋さんに数多く並べられているカーネーションを買い求める人々。
いよいよ、明日は『母の日』。

職人さん曰く、
『5月の母の日には、子供たちはもちろんのこと、大人になった方たちも、
お母さんに日頃のお礼の気持ちを手紙にしたためてお花やプレゼントと一緒に渡します。
いつまでも感謝の気持ちを忘れないで!
そんな想いを込めて作りました。』

外郎製のお菓子の中にはたくさんの感謝の気持ちが詰まっていることでしょうね。
菓銘ありがとう
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
514

葵祭

明日は、平安貴族装束で500名以上と牛、馬あわせて40頭の行列が京都御所から下鴨神社経て、上賀茂神社へ向かう、葵祭の『路頭の儀』をはじめとする神事が執り行われます。
ふたば葵と桂の枝葉を組み合わせて作られた『葵桂』を装飾した行列が優雅に新緑の京都市内を進みます。

山椒が入った浮島製のお菓子。
御所車の焼印の入れ方がとても印象的。
御所車(牛車)が都大路を優雅に進んでいく様子が目に浮かんできます。
菓銘葵祭
店名亀屋友永
住所京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
電話(075)231-0282
2017
515

斎王代

京都では本日、晴天の下で葵祭が執り行われました。
平安装束を身につけた500人ほどの行列が京都御所から上賀茂神社までを優雅に進みました。
その様子は王朝絵巻そのもの。
その中でも一際、見物客の視線を浴びているのが斎王代。
斎王代のみが許されている『五衣(いつつぎぬ)・裳(も)・唐衣(からぎぬ)』を重ねて着る、『十二単』という豪華な衣装を着て『およよ』で優雅に進む姿に思わず見惚れてしまった方も多いのではないでしょうか。

斎王代が身にまとう『十二単』を表現した外郎製のお菓子です。
優美な斎王代の姿が自然と目に浮かんできますね。
菓銘斎王代
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
516

藤の精

昨日、行われました葵祭。
まだ、その余韻さめやらぬ本日。

職人さん曰く、
『御所車の焼印で葵祭の行列の一つである牛車を表現しました。
御銘の【藤の精】は牛車の軒に藤の花を飾るのでそこから名付けました。
【藤】という能の曲名の中に登場する藤の精。
女性が藤の精となり、美しく能を舞う物語です。
二色のいら粉でさやさやと揺れ輝く藤の花を表現しました。』

上用製のお菓子の中には青色(みどり)に染めたこしあんが包まれており、新緑の葵祭らしさを感じることができます。
菓銘藤の精
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
517

唐衣

この時期を代表するお菓子の一つです。

『唐衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ(在原業平)』

句頭に『か・き・つ・ば・た』を入れた折句と呼ばれる伊勢物語に登場する有名な和歌です。
三河国八橋で在原業平は、杜若が咲き誇る様子を見てこの和歌を詠んだそうです。

外郎を折りたたみ、杜若の花を表現しています。
菓銘唐衣
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2017
518

古都の花

京都市内を散策しているとヤマボウシが白い花を咲かせています。
正確には、花ではなく、総苞片(そうほうへん)というつぼみを包んでいた葉だそうです。

一見するとハナミズキのように見えるヤマボウシ。
見分け方は簡単。
ハナミズキの総苞片は丸みがあるのに対して、ヤマボウシの総苞片は先端が尖っています。

ハナミズキはアメリカ原産。
日本がワシントンに桜を送ったお返しにハナミズキが送られてきた事はあまりにも有名な話ですね。

一方、ヤマボウシは日本の古来種です。
ハナミズキのように派手さはなく、落ち着いた雰囲気を感じます。
京都の町並みには、よく似合います。

現在、京都市美術館・前庭(工事中)には大きなヤマボウシが真っ白な花を咲かせています。

職人さん曰く、
『外郎地(うるじ)に青色と桃色のぼかしで、はんなりと日本の花らしく、やわらかい印象になるように仕上げました。』
菓銘古都の花
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
519

花菖蒲

初夏の花『花菖蒲』をこなしで表現したお菓子です。
菓銘花菖蒲
店名日栄軒
住所京都市北区小山初音町61
電話(075)491-2204
2017
520

さつき

祇園八坂神社の西楼門前が一年で一番華やかになりつつあります。
その理由は、西楼門前に植えられているサツキ。
そのサツキが少しずつ花を咲かせ始めています。
本日のような青空によく似合う、朱塗りの楼門とサツキです。
菓銘さつき
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2017
521

茶事の朝

本日の京都市内は、今年一番の暑さとなりました。
お菓子から涼を感じてください。

夏のお茶事の茶懐石のイメージをお菓子で表現されたそうです。
道明寺羹の中には、さっぱりとした梅の餡。
見た目はもちろん、舌からも涼を感じるお菓子です。
菓銘茶事の朝
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
522

青楓

初夏の風が薫るお菓子です。
菓銘青楓
店名幸楽屋
住所京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
電話(075)231-3416
2017
523

山つつじ

きんとんで花咲く、ツツジを表現したお菓子です。
菓銘山つつじ
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2017
524

五月雨

久しぶりの雨模様となった京都市内。
この時期に降った雨のことを『五月雨』と言ってしまいがちですが、本来は旧暦の五月に降る雨のことを意味します。
つまり、梅雨のことです。
もうしばらくすると梅雨ですね。

新緑に降る雨。
澄んだ錦玉から清らかな雨を感じるお菓子です。
菓銘五月雨
店名亀屋友永
住所京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
電話(075)231-0282
2017
525

かきつばた

唐衣 着つつなれにし、、、
菓銘かきつばた
店名二條駿河屋
住所京都市中京区二条通新町東入ル大恩寺町241-1
電話(075)231-4633
2017
526

おとし文

ホトトギスの落とし物は、、、
菓銘おとし文
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2017
527

牡丹

薄く柔らかな花びらの重なりは、ことのほか美しく。
菓銘牡丹
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2017
528

岩根つつじ

岩場に咲くツツジをきんとんで表現したお菓子です。
菓銘岩根つつじ
店名松壽軒
住所京都市東山区松原通大和大路西入弓矢町19-12
電話(075)561-4030
2017
529

風光る

テッセンの花を表現したお菓子です。
この色合いに、ただただうっとり。
美意識の高さが存分に感じられるお菓子です。
菓銘風光る
店名亀屋友永
住所京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192
電話(075)231-0282
2017
530

かきつ

菓銘にまず感動。
そして、、、
菓銘かきつ
店名聚洸
住所京都市上京区大宮寺之内上ル
電話(075)431-2800
2017
531

落とし文

この時期ならではのお菓子です。
菓銘落とし文
店名二條駿河屋
住所京都市中京区二条通新町東入ル大恩寺町241-1
電話(075)231-4633
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