本日のお菓子
2017
91

帰り道

長月となりました京都市内は、秋を感じる一日となりました。
爽やかな青空に目まぐるしく変化してゆく秋の雲。
日が沈む時、西の空に浮かんでいた雲が真っ赤に照らされて幻想的な光景となっていました。
菓銘帰り道
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2017
92

桔梗

京都の特徴的な蒸し暑さはどこかに行ってしまい、カラッとした爽やか気候の一日となった京都市内です。

秋めいた気候に似合うお菓子は、やはり秋の七草の一つ『桔梗』にちなんだ意匠。
可愛らしい桔梗の焼印が印象的なお菓子です。
菓銘桔梗
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2017
93

吟遊詩人

今夜も満月へと向かっている綺麗な月が京都市内の夜空に浮かんでいます。

職人さん曰く、
『秋の夜、活気のあった夏に終わりを告げ、少しさびしい秋の風を感じながら過ごす情景を羊羹で表現しました。
吟遊詩人とは、詩や曲を作り、各地に訪れて歌う人のことです。
京都の鴨川の畔などでもそのような人の姿を目にすることがあります。
空に浮かんだ月を眺めながら歌う人の声に耳を傾け夜長を楽しむ情景を思い描きながら召し上がっていただければと思います。』
菓銘吟遊詩人
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
94

花芙蓉

上京区に位置する妙蓮寺は、四季折々の花を楽しめる寺院です。
一日花の芙蓉の花が参拝者の目を楽しませています。
芙蓉の品種も様々、くす玉芙蓉、八重酔芙蓉、一重酔芙蓉、一重ピンクなどが境内に植えられています。
特に酔芙蓉は、朝に白い花を咲かせ、その後、時間の経過とともに酔ったように赤くなります。
機会がありましたら是非とも訪れてみてはいかがでしょうか。
菓銘花芙蓉
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2017
95

月うさぎ

夕方より雨が降り始めた京都市内。
久しぶりの雨です。

この数日間は澄んだ虫の音を聴き、夜空に浮かんだ月を眺め、秋の夜を楽しんでいました。
今夜はひと休みです。

明日は満月の夜。
月にいるうさぎ達と出会えることを祈っています。
ちなみに中秋の名月は、今年は10月4日となっています。
菓銘月うさぎ
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2017
96

水面の月

今宵は満月。
残念ながら京都市内の上空を厚い雲が覆っているために、京都市内からは満月を見ることができません。
虫の声を聴きながらこちらのお菓子でお月見です。

平安時代の人々のお月見は、月を直接見るのではなく、水面に映る月を愛でていたそうです。
10月4日の『中秋の名月』のお月見は、水面に映る月を愛でてみてはいかがでしょうか。
菓銘水面の月
店名紫野源水
住所京都市北区小山西大野町78-1
電話(075)451-8857
2017
97

秋草

蓬の入った羽二重生地で粒あんを包んだお菓子です。
菓銘秋草
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2017
98

菊日和

明日は、五節句の一つ『重陽の節句』です。
今年最後の節句となります。
重陽の節句では『菊の着綿(きくのきせわた)』という習わしが宮中で古来より行われてきました。
8日の夜に菊に綿をかぶせ、9日に露で湿ったその綿で体を拭う儀式です。
菊の薬効により無病息災を祈ります。
その想いを込めて!
菓銘菊日和
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
99

桔梗

気品を感じる外郎製のお菓子です。
菓銘桔梗
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2017
910

秋草

秋の七草、『萩』、『尾花』、『葛』、『撫子』、『女郎花(おみなえし)』、『藤袴』、『桔梗』をきんとんで表現したお菓子です。
お菓子を手のひらの上で愛でて秋の爽やかな風を感じてください。
菓銘秋草
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2017
911

桔梗

外郎で桔梗を模ったお菓子です。
菓銘桔梗
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2017
912

秋風

柔らかな求肥を調布で包んだお菓子です。
餡が苦手な方もこちらのお菓子であれば大丈夫でしょう。
菓銘秋風
店名日栄軒
住所京都市北区小山初音町61
電話(075)491-2204
2017
913

宇治の雲

西の空に浮かんだ筋状の秋雲。
日が暮れてくるとともに赤く染まる西の空。
今夕の京都市内は美しい夕暮れの空となりました。

職人さん曰く、
『備中かのこ豆餡で大きめの栗を丸ごと包み、淡雪羹で雲に見立てた化粧をして仕上げました。
雲中供養菩薩が乗られる雲をイメージして『宇治の雲』と名付けました。
宇治の平等院は春の藤棚が有名ですが、秋もとても美しいです。
夕方の秋雲を背景にした平等院鳳凰堂の景色もとても心に残る美しい景色です。』
菓銘宇治の雲
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
914

見立てたさし色と薄(すすき)の焼印。
風情を感じるお菓子です。
菓銘
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2017
915

初雁

『初雁の はつかに声を 聞きしより 中空にのみ 物を思ふかな』(古今和歌集)

秋の到来を告げる渡り鳥の雁。
歌川広重の満月を背景に三羽の雁が急降下する様子を描いた『月に雁』。
陰暦8月の異称は『雁来月(かりくづき)』。

和菓子の世界では、秋の代表的な菓銘として『初雁』があります。
そのお菓子の意匠は様々。
こちらのお菓子は、薯蕷饅頭に雁が飛んでいる様子を表現しています。
菓銘初雁
店名松壽軒
住所京都市東山区松原通大和大路西入弓矢町19-12
電話(075)561-4030
2017
916

秋桜

本日は台風18号の影響で雨の一日となった京都市内です。
三連休でお出かけの予定をしていた方も多かったのではないでしょうか。
せめて、お菓子だけでも爽やかな青空が広がる秋空を感じてください。
菓銘秋桜
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2017
917

感謝の心

明日は敬老の日。
感謝の気持ちと共に!
お菓子を食べながら、おじいちゃん、おばあちゃんから昔話を聞いてみてはいかがでしょうか。
菓銘感謝の心
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
918

賀寿

本日は台風一過となった京都市内。
爽やかな青空のもと、心地よい秋風が吹き、敬老の日にふさわしい天候となりました。
長寿のお祝いを意味する『賀寿』。
私の祖父も祖母も遠い昔に他界してしまいましたが、怖い祖父の姿と優しい祖母の姿を思い出しながらお菓子をいただきました。
菓銘賀寿
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2017
919

秋いろ

かぼちゃ餡で作られたきんとん製のお菓子です。
口の中でまろやかに広がるかぼちゃの風味がとても印象的です。
菓銘秋いろ
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2017
920

菊びより

和菓子を若い世代にも身近に感じていただく為の努力をされているこちらのお店。
白い上用饅頭の中には、さつまいも餡とリンゴ。
和菓子の常識を変えるお菓子です。
菓銘菊びより
店名亀屋良長
住所京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話(075)221-2005
2017
921

背戸の秋

京都市内から西へ。
西山を越えた亀岡や嵯峨越畑あたりはまさに里の秋という雰囲気になってきました。
黄金色に実った稲穂が刈り取られた後の田んぼには、稲架干しが行われ、桜は色づきはじめ、一足早い秋の深まりを感じます。

小倉羹にかぼちゃきんとんを載せたお菓子です。
溢れんばかりのきんとんは、まるで、たわわに実った秋の味覚を連想させてくれます。
収穫の秋、そのもののお菓子のように感じます。
菓銘背戸の秋
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
922

秋月夜

月夜に雁が飛んでいる様子を表現したお菓子です。
日本の秋夜を感じてください。
菓銘秋月夜
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2017
923

木染月

秋分の日の祝日。
土曜日と重なり、多くの方は祝日の実感がないのかもしれません。
お彼岸の中日でもある本日は、お墓参りをされるご家族連れを多く見かけました。
今朝の京都市内は雨上がりとなり、気持ちのいい一日の始まりとなりました。

真如堂の石畳みは濡れ、丸い萩の葉についた水滴に映り込んだ萩の花。
まるで素敵の中に咲いているかのようです。
その真如堂に植えられている木々が色づきはじめています。
特に多宝塔近くに植えられている『花の木』は赤く色づき秋らしい光景となっています。

月明りに照らされた木々や草花が美しく、夜の闇に浮かび上がる様子を表現したお菓子です。
菓銘木染月
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
924

本日の京都市内は、秋晴れの素晴らしい天候となりました。
そのような天候の中で行われました萩の宮・梨木神社の『萩まつり』。
萩の花が咲く境内では狂言などの伝統芸能の奉納が行われ、多くの方々で賑わっていました。
藤袴が咲きはじめ、秋の風情をより一層に感じられる時期となってきました。
菓銘
店名亀屋重久
住所京都市右京区谷口梅津間町
電話(075)461-7365
2017
925

菊日和

明日は秋彼岸明けですが、お墓参りにはお出かけになられましたでしょうか。
お墓参りでは菊の花をお供えする方も多いのではないでしょうか。
その理由は、古来より菊の花の強い香りで邪気を祓うと信じられてきたことに由来します。
『暑さ寒さも彼岸まで』とよく言われますが、いよいよ本格的な秋の到来ですね。
菓銘菊日和
店名船屋秋月
住所京都市右京区宇多野福王子町13-3
電話(075)463-2624
2017
926

柚子

こなしで柚子を模ったお菓子です。
菓銘柚子
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2017
927

今週に入り、丹波地方より栗の便りが届きはじめました。
これから、栗好きにとっては楽しみな時期ですね。
丹波産の栗をいただける日を楽しみにしています。
近年、栗の収穫が年々、減少傾向となり、良質な栗を手に入れることが非常に困難になってきているそうです。
いつの日か栗のお菓子もとても貴重なものになる日がやってくるかもしれません。
そうならないことを願うばかりです。
菓銘
店名霜月
住所京都市北区西賀茂榿ノ木町5
電話(075)491-5556
2017
928

晴れ姿

本日をもって6年目を迎える【きょうの『和菓子の玉手箱』】。
ホームページを一新して新たなスタートとなる本日。
その日にふさわしいお菓子を職人さんが私の為に作ってくださいました。

職人さん曰く、
『表彰式などの場面で着る晴れやかな美しい晴れ着を表現しました。
着物、和菓子、日本古来の書物など日本の美をずっと受け継いで伝えていく素晴らしさ。
そのような思いを込めて作りました。
金の水引でより華やかにお祝いの感じの意匠にしました。』

これからも素敵な京都の和菓子をご紹介させていただきます。
そのお菓子から京の四季を感じていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
菓銘晴れ姿
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2017
929

まつたけ上用

秋の味覚の王様『松茸』。
今年も高嶺の花となりそうです。
でも、いいんです。
私には、こちらのお菓子があります。
秋を存分に感じることができるお菓子です。
菓銘まつたけ上用
店名松川屋
住所京都市中京区西ノ京中保町76-2
電話(075)462-7830
2017
930

夕焼け

西の空が赤く染まる夕暮れどき。
少しずつ暮れてゆく空。
そして、今日に別れを惜しむかのように幻想的な光景が目の前に広がります。
今夕の夕焼けを見ることができなかった方はこちらのお菓子で秋の夕焼けを感じてください。
菓銘夕焼け
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
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