本日のお菓子
2018
41

都をどり

卯月となった京都市内。
本日より、京都の春を彩る『都をどり』、『京おどり』の幕が開きました。
また一つ京都の春が華やいだ雰囲気となりました。
今年も昨年に引き続き、祇園甲部歌舞練場は耐震対策の為、春秋座での開催となっています。

本日のお菓子は、祇園に店を構える和菓子店の都をどりにちなんだお菓子です。
祇園甲部の紋章である『つなぎ団子』の焼印を入れ、都の春をイメージする桜と柳の色をあしらった
薯蕷製のお菓子です。
華やいだ祇園の雰囲気を感じてください。
菓銘都をどり
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2018
42

花すだれ

早くも遅咲きの平安神宮・八重紅枝垂桜が見頃を迎えています。
文豪たちも絶賛した京都の春を代表する桜です。
八重咲きの濃い紅色の花が枝垂れる様子に心奪われる方も多いのではないでしょうか。
京都の美しい春をイメージした、きんとん製のお菓子です。
菓銘花すだれ
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2018
43

ひとしらべ

京都の鼓は美術品であり、春の音色でもあります。
桜色の生地に鼓の皮の焼印を施した薯蕷饅頭。
そこに締めたり緩めたりすることで音色を変える朱色の調緒(しらべお)を飾っています。
調緒のことを『調べ』とも呼びますが、そこから付けられた菓銘『ひとしらべ』です。
こちらのお菓子から京都の春の音色を感じてみてください。
菓銘ひとしらべ
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2018
44

花筏

哲学の道、疎水沿いに植えられた桜。
このエリアの素晴らしい光景といえば、やはり『花筏』。
今週に入り、花びらが散り始めてきました。
儚く散った花びらが川面を流れ、水面を薄桃色で覆い尽くしています。
その花筏の情景を表現した餅(求肥)製のお菓子です。
菓銘花筏
店名緑菴
住所京都市左京区浄土寺下南田町126-6
電話(075)751-7126
2018
45

御室の花

数日前より満開となった御室桜が見頃を過ぎようとしています。
川端康成の小説『古都』の中に出てくる「御室の桜も一目見たら、春の義理が済んだようなものや」という台詞。
京都の本格的な桜シーズンの最後を飾る仁和寺の御室桜。
桜雲越しに見える五重塔。
京都を代表する光景の一つです。
花びら一枚は白く、集まればピンク色に見えるという桜のイメージを表現したお菓子です。
菓銘御室の花
店名船屋秋月
住所京都市右京区宇多野福王子町13-3
電話(075)463-2624
2018
46

陽春譜

ひらひらと舞い散る京都の桜。
春の陽気に桜の花びらがひらひらと音を奏でる風情を表現したお菓子です。
素敵な菓銘と共にお菓子から移りゆく京都を感じとってみませんか。
菓銘陽春譜
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2018
47

菜種きんとん

桜と共に春を彩る花『菜の花』。
菜の花の花言葉は『快活』。
菜の花のイメージにピッタリの花言葉です。
新たなことにチャレンジされている方もいらっしゃると思いますが、
困難に対して快活に乗り越えていけるように願いを込めて・・・
つくね芋を使用した芋練りきんとん製のお菓子です。
菓銘菜種きんとん
店名老松
住所京都市上京区北野上七軒
電話(075)463-3050
2018
48

花の下

例年になく、桜の開花が早まった今年。
例年であれば、そろそろ『なからぎの道』の八重紅枝垂桜が見頃の頃。
満開の桜のトンネルを通り抜ける人々で賑わいます。
今年はもう既に見頃を過ぎてしまいました。
その中、なからぎの道では鴨川茶店が行われました。
くぼみを道に見立てて、なからぎの道を表現した薯蕷饅頭製のお菓子です。
菓銘花の下
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2018
49

花の舞

遅咲きの桜がひらひらと舞い散る京都市内。
美しい風景が目の前に広がります。
村雨と羊羹で模ったお菓子です。
菓銘花の舞
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
2018
410

池の春

そよ風に吹かれて余花の花びらが一枚、また一枚と儚く水面に舞い散ります。
水面で最後のラストダンス。
素敵な光景を外郎で表現したお菓子です。
菓銘池の春
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
2018
411

花散里

こちらの菓銘から源氏物語・第11帖をイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
淡い儚い感じの雰囲気がとても印象的。
外郎に色を着けているのではなく、白餡をピンク、ブルーに染めて餅生地で包んだお菓子です。
菓銘花散里
店名えん寿
住所京都市右京区太秦多藪町14-93
電話(075)432-7564
2018
412

ひとひら

和菓子に名付けられる菓銘の大切さを感じます。
『ひとひら』を漢字では『一片』と書きます。
平仮名と漢字では、お菓子の印象が全く異なります。
平仮名だからこそ感じるお菓子の優しさ。

美しくも儚く散りゆく桜。
その散る情景に美を感じる日本文化の素晴らしさ。
桜の代表的な意匠である花びら一枚を表現した薯蕷練切製のお菓子です。
職人さんの手のひらの温もりを感じる意匠です。
菓銘ひとひら
店名紫野源水
住所京都市北区小山西大野町78-1
電話(075)451-8857
2018
413

彩雲

新緑の季節。
薫風が心地良い来月に行われる京都三大祭りの一つ『葵祭』。
その第63代・斎王代が決定しました。
時の流れは早く、もうそのような時期なんですね。

かるかんと羊羹で作られたお菓子です。
菓銘彩雲
店名えん寿
住所京都市右京区太秦多藪町14-93
電話(075)432-7564
2018
414

花見舟

名残りの桜を楽しむ人々。
嵐山・渡月橋上流の大堰川に舟を浮かべて花筏とともに・・・

風情を感じる外郎製のお菓子です。
菓銘花見舟
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2018
415

古都の春

今年は思いのほか早く咲き、散ってしまった桜たち。
とは言え、八重桜や御衣黄などが咲き、古都の春はあと暫く続きます。
菓銘古都の春
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
2018
416

たんぽぽ

京都市内を散策していると道端でタンポポの花が咲いている様子を見かけます。
タンポポがとても身近な存在だった幼少の頃。
自身の背が伸びるとともにタンポポの存在が遠のいてしまっていたように感じます。
タンポポに顔を近づけて春を感じて、幼少の頃の懐かしい思い出が甦ってきました。
菓銘たんぽぽ
店名亀屋光洋
住所京都市左京区一乗寺払殿町17-12
電話(075)711-3764
2018
417

藤浪

そよ吹く風に揺らぎながら陽の光に照らされて色艶やかな藤の花。
京都市内の藤の花は、例年よりも早く開花が始まっています。
菓銘藤浪
店名幸楽屋
住所京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
電話(075)231-3416
2018
418

碧噴井(あおふけい)

雨上がりの京都市内。
雨によって大気中のゴミが洗い流され澄んだ空気となり山々がとても綺麗に見えました。
木々が芽吹き、青(緑)の美しい季節へと移り変わってきました。
琥珀羹のキラキラ感を水に見立てた、きんとん製のお菓子です。
菓銘碧噴井(あおふけい)
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2018
419

花かご

本日は25℃を超えて夏日となった京都市内でした。
例年、ゴールデンウィーク期間中に行われる蹴上浄水場の一般公開。
敷地内に植えられているつつじが色とりどりに花開いた様子は圧巻です。
今年は、つつじの開花が早まった為に今週末の21日と22日に特別に公開されます。
例年の日程も一般公開は行われます。
春と初夏の花が咲き混じるこの時期は、花好きにとっては幸せな日々です。
菓銘花かご
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
2018
420

ふじ

平等院の藤の花が見頃を迎えつつあります。
今週末は、お天気の予報も素晴らしく、青空の下、素敵な光景を目にすることができそうです。
菓銘ふじ
店名亀屋光洋
住所京都市左京区一乗寺払殿町17-12
電話(075)711-3764
2018
421

一初

上御霊神社の南側のお堀でイチハツがツツジと共に花を咲かせています。
アヤメ科の中で一番早く咲くというところからその名前が付けられたそうです。
実際のところは射干(シャガ)の方が半月ほど早く花を咲かせます。

上御霊神社へ参拝に行かれた際には、近くにあるこちらのお店を訪れてみてはいかがでしょうか。
菓銘一初
店名幸楽屋
住所京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
電話(075)231-3416
2018
422

午後の光

夏日となった本日の京都市内。
まるで夏のような陽射し。
日陰では、そよ風が心地よく、気分の良い休日を過ごされたのではないでしょうか。
午後の光を感じながらティータイム。
こちらのお菓子があれば素敵なひと時を過ごすことができそうです。
紅茶あんを使用したこちらのお菓子は、お客様よりご注文があって特別に作られたものです。
みなさんも特別な日に特別なお菓子で過ごしてみてはいかがでしょうか。
菓銘午後の光
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2018
423

花みづき

ハナミズキが京都市内を彩りはじめてから3週間ほどが経ちました。
枝からは青々とした葉が芽吹き、花を楽しめるのもあとわずかとなってきました。

至るところで見かけるハナミズキ。
この時期とても馴染みのある花ですが、意外にもハナミズキにちなんだお菓子はあまり見かけません。
白餡を包んだ羽二重製のお菓子です。
菓銘花みづき
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2018
424

胡蝶

雨の京都市内となった本日。
濡れた木々が色鮮やかになり、色とりどりの傘が花開きました。

型押しされた蝶が印象的な黄味時雨製のお菓子です。
菓銘胡蝶
店名幸楽屋
住所京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
電話(075)231-3416
2018
425

藤花の宴

平等院の藤の見頃が続いています。
今年は花付きが良く、とても優美な光景を楽しむことができます。
菓銘藤花の宴
店名笹屋伊織
住所京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
電話(075)371-3333
2018
426

朧夜

朧月が夜空に浮かんでいる今夜の京都市内。
時代と共に変わりゆく、モノ、風景、情報、そして人々の感情。
古より変わらず夜空に浮かんでいる月。
みなさんには、どのような朧月が見えているでしょうか。
菓銘朧夜
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2018
427

胡蝶

蓬の香りが口いっぱいに広がる羽二重製のお菓子です。
蓬の羽二重に包まれた粒あん。
やはり蓬には粒あんがよく合います。
菓銘胡蝶
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2018
428

花水木

夏日となったゴールデンウィーク初日の京都市内。
祇園界隈をはじめとする観光スポットは、多くの観光客で賑わいました。
街路樹として植えられているハナミズキ。
例年であれば京都市内を彩り観光客を迎えてくれますが、今年は新緑となっています。
正確には、ピンク色の花弁のように見えるのは総苞です。
中心の塊が花序となります。

ハナミズキを模った外郎製のお菓子です。
季節の移ろいを感じてくださいね!
菓銘花水木
店名二條若狭屋
住所京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
電話(075)231-0616
2018
429

山吹襲ね

例年であれば山吹が見頃となっている松尾大社。
今年は既に見頃を終えて青々とした葉が風にそよいでいます。
数週間前の山吹色に染まった美しい境内を思い返しながらお菓子をいただきました。
美しい気品を感じるこなし製のお菓子です。
菓銘山吹襲ね
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2018
430

藤棚

4月末の行事として多くの京都市民が楽しみにしている鳥羽水環境保全センターの一般公開。
『鳥羽の藤』と呼ばれ慣れ親しまれている全長120mに及ぶ藤棚は圧巻です。
今年は、例年よりも早く開花が始まった京都の藤。
紫の花を咲かせた藤は見頃を過ぎてしまいましたが、白い花を咲かせた藤はそよ吹く風に揺れていました。
菓銘藤棚
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
prev前月 次月next

きょうの和菓子の玉手箱きょうの和菓子の玉手箱

きょうのお菓子

月刊京都連載
和菓子歳時記

スマートフォン、タブレットを縦にしてご覧ください。