本日のお菓子
2019
510

から衣

新緑の中、濃鮮やかな紫色の花を咲かせた杜若(カキツバタ)が私たちの目を楽しませてくれるこの時期。

在原業平が三河国八橋で杜若が咲き誇る様子を見て詠んだ有名な和歌。
『唐衣(からころも) 着(き)つつなれにし 妻(つま)しあれば はるばる来ぬる 旅(たび)をしぞ思ふ』(在原業平)
句頭に「か・き・つ・ば・た」を詠み込んだ「折句」と呼ばれる和歌です。

本日ご紹介させていただく京都の和菓子は、その有名な和歌にちなんだものです。

杜若を表現して唐衣と名付けた和菓子は、この時期になると数多く見かけます。
そのほとんどは、外郎を折りたたんで餡を包んだ意匠です。
こちらのお菓子は、その意味でいえば、あまり見かけることがない、少し変わった意匠の和菓子です。
菓銘から衣
店名笹屋伊織
住所京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
電話(075)371-3333

きょうの和菓子の玉手箱きょうの和菓子の玉手箱

きょうのお菓子

月刊京都連載
和菓子歳時記

スマートフォン、タブレットを縦にしてご覧ください。