本日のお菓子
2019
66

あじさい

梅雨に似合う花が咲き始めてきました。
あとは梅雨入りを待つだけの京都市内です。
堀川御池から三条御池にかけての歩道には多くの紫陽花が植えられています。
特に富小路通から柳馬場通にかけては紫陽花が密集しており、まるであじさい園のよう。
咲いている紫陽花を一つ一つ丁寧に見ていくとハートの形をした紫陽花の花に出会えるかも。

本日ご紹介させていただく京都の和菓子は、その紫陽花にちなんだものです。
紫陽花の魅力は、丸く可愛らしい『手まり咲き』と呼ばれる姿。
そして、時間の経過とともに花弁の色が変化していくことです。
そこから紫陽花には『七変化』という別名がつけられています。
時間の経過とともに花弁の色が変化していく理由は、アントシアニンという紫陽花に含まれる色素と補助色素。
そしてアルミニウムのバランスによってもたらされています。
咲き始めは黄緑色。
そこから、アルミニウムが含まれている花は青色に。
そして、アルミニウムが含まれていない花は赤色へと変わります。
その後、紫へと移り変わります。
簡単に言えば、紫陽花が育てられている土壌が『酸性であれば青、アルカリ性あれば赤』と言われています。

雨に濡れた七変化。
まるで宝石のような錦玉製の和菓子です。
菓銘あじさい
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818

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