月刊京都連載 和菓子歳時記
2019
710

神輿洗い

二十四節気では小暑となり、いよいよ本格的な暑さに向かっていく頃です。
例年であれば、祇園祭宵山あたりに激しい雷雨があり、その後梅雨明けを迎えますが今年は少し違うようです。
予報では、祇園祭山鉾巡行(後祭)の頃に梅雨明けみたいです。
梅雨空の下、例年とは違う祇園祭の風景を見ることができるかもしれません。
本日(7月10日)より、前祭の山鉾建てが始まります。
そして、お迎え提灯 、神輿洗式(あらいしき)と神事が行われます。
松明に照らしながら四条大橋まで担がれた3基の神輿のうちの1基、素戔嗚尊(すさのおのみこと)をまつる中御座。
橋の上で鴨川の水を榊(さかき)に含ませて神輿に水をかけて清める『神輿洗式(あらいしき)』です。

今回は、祇園祭の神輿洗式にちなんだ意匠のお菓子をご紹介させていただきます。
この時期、祇園祭の意匠が数多く店頭に並びます。
しかしながら、神輿洗式を題材にした意匠のお菓子は、大変珍しく、私が知るところではこちらのお菓子だけです。
道明寺羹と小倉羹で構成された涼しげな意匠。
暑いこの時期にぴったりのお菓子です。
神聖なる鴨川の水を感じてみてください。
菓銘神輿洗い
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405

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