本日のお菓子
2019
109

菊の朝つゆ

旧暦の9月9日は『重陽の節句』。
平安時代には、宮中で『菊のきせ綿』と呼ばれる習わしが盛んに行われていました。
菊の花に真綿をかぶせて、朝露で湿ったその真綿で体を拭い穢れを祓います。
源氏物語の幻の巻においては、菊の着せ綿を見て最愛の人、亡き紫の上を偲び悲しい思いに沈んだ源氏の姿が描かれています。
また江戸後期の絵師・中島来章が描いた『五節句図』の中にも『菊のきせ綿』の様子が描かれています。
本日は、その中島来章が描いた『菊のきせ綿』をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
赤い菊の花に白い真綿をかぶせて、さらにその上に小さな黄色い真綿をかぶせた様子を表現した、きんとん製のお菓子です。
菓銘菊の朝つゆ
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110

きょうの和菓子の玉手箱きょうの和菓子の玉手箱

きょうのお菓子

月刊京都連載
和菓子歳時記

スマートフォン、タブレットを縦にしてご覧ください。