本日のお菓子
2019
121

山紅葉

色鮮やかに色づいた今年の京都市内の山々。
その美しい光景を見ることができるのもあとわずかです。
本日は、京都市内の山々を映した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
山々の美しさがそのまま表現された錦玉製の和菓子です。
菓銘山紅葉
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2019
122

錦秋

本日は、京都の紅葉を表現した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
錦秋とは、紅葉が錦の織物のように美しいを意味する言葉です。
華やかでありながらも品を感じる光景です。
きんとんで仕上げられたその光景のような素敵な意匠は、錦秋の京都には欠かすことができません。
菓銘錦秋
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
123

山茶花

葉の美しさから生垣として多く利用されている山茶花。
京都の街中を散策していると山茶花の生垣を多く目にすることができます。
11月の下旬頃から山茶花が色鮮やかな花を咲かせている様子を見かけるようになってきました。

本日は、山茶花をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
餡を雪平で包んで山茶花を模った和菓子です。
やわらかな曲線が創り出す造形美。
和菓子を愛でていると寒さが和らいだように感じるから不思議です。
菓銘山茶花
店名いと達
住所京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話(075)203-6243
2019
124

顔見世

本日は、南座で行われている吉例顔見世興行にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
歌舞伎役者の着物の袖をこしあんと白あんのこなしで表現。
そこに三升紋を型押しした和菓子です。
三升紋とは、市川團十郎をはじめとする成田屋の家紋。
『ますます繁盛(升升半升=ますますはんじょう)』をさらに上回って芝居小屋が大入りとなりますように。
三升紋には、そんな願いが込められています。
菓銘顔見世
店名鍵甚良房
住所京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
電話(075)561-4180
2019
125

もみじ狩り

私たちの目を楽しませてくれた鮮やかに色づいた木々たち。
12月となり、日を追うごとに冬木立が増えてきました。
冬の様子へと移りゆく京都市内。
下鴨神社・糺の森は、京都市内で一番遅い時期に見頃を向える紅葉の名所として知られています。
本日は、紅葉にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
色づいた紅葉(もみじ)の葉を模った、こなし製の和菓子です。
菓銘もみじ狩り
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2019
126

姫椿

本日は、これから見頃を迎える冬の花をモチーフにした、京都の和菓子をご紹介させていただきます。
秋から冬へ、季節の移ろいを敏感に感じ、愛らしく花咲く山茶花(さざんか)。
京都を散策していると、椿よりもやや小さな花を目にします。
山茶花の別名である『姫椿』。
山茶花の花をモチーフにした愛らしい外郎製のお菓子です。
菓銘姫椿
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2019
127

冬籠

本日は、200年以上も前に創り出された和菓子をご紹介します。
これから春まで草木たちは、寒さに耐えて冬を過ごします。
その様子を鮮やかな紅色の羊羹で、そこに降り積もる雪を純白のそぼろで表現しています。
先人たちの優れた英知と感性を存分に感じるお菓子です。
菓銘冬籠
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2019
128

庭時雨

京都市内では、折りたたみ傘が手放せない時期となってきました。
晴れていたかと思うと雨、そしてまた晴れて、、、雨。
目まぐるしく天候が変化する時雨の時期です。
京都では、北山時雨と呼ばれるほど時雨が多い地域です。
本日は、時雨にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
細かく刻んだ栗と渋皮栗あんをあわせたものを茶巾で絞っています。
そこに時雨に見立てた氷餅をまぶした和菓子です。
菓銘庭時雨
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
129

里の冬

師走の京都市内では『大根焚き(だいこだき)』という年中行事が行われます。
この時期に大根を食べると中風にかからないといわれ、様々な寺院で執り行われます。
本日12月9日から10日まで了徳寺では『鳴滝大根焚き』が行われます。
大きなお鍋で焚かれた、大根と油揚げの湯気と香ばしい香りが境内に広がり、食欲をそそります。

本日は京都の冬に欠かせない食材にちなんだ意匠の京都の和菓子をご紹介させていただきます。
この時期、京都の和菓子屋では、聖護院大根やかぶらをモチーフにした和菓子が並びます。
寒い日には、やはり心温まる和菓子が最適です。
菓銘里の冬
店名二條若狭屋
住所京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
電話(075)231-0616
2019
1210

柚子上用

本日は、冬には欠かせない食べ物の一つである柚子を使った、京都の和菓子をご紹介させていただきます。
晩秋から初冬にかけて旬を迎える柚子。
収穫が始まって間もない頃の青玉の皮を薯蕷生地に練り込んで蒸しあげた薯蕷饅頭です。
爽やかな柚子の香りが口の中いっぱいに広がります。
旬のものをいただいた時に満ち溢れる幸せを感じてみませんか。
菓銘柚子上用
店名鍵甚良房
住所京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
電話(075)561-4180
2019
1211

山茶花

本日は、この時期に見頃を迎える花をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
江戸時代に園芸用として品種改良が盛んに行われて、白の他に紅色や絞りなどの花を咲かせる品種が広まりました。
鮮やかな色合いの山茶花(さざんか)を表現した、ねりきり製の和菓子です。
菓銘山茶花
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2019
1212

冬枯

本日は、冬の情景をイメージした和菓子をご紹介させていただきます。
色づいた木々の葉が落ち葉となる12月。
冬木立となった木々が立ち並ぶ情景を色合いのみで表現しています。
元禄8年(1695年)に創作された、肉桂の香りが口いっぱいに広がる焼き皮製の和菓子です。
菓銘冬枯
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2019
1213

かぶら

本日12月13日は、『事始め』の日です。
京都・花街では、芸舞妓さん達が、今年1年間の感謝と新年に向けた挨拶を、日頃お世話になってる芸事のお師匠さんやお茶屋さんに行う日です。
そして、京都に暮らす私たちにとってはお正月を迎える準備を始める日となります。
おせち料理の準備が気になり始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、そのおせち料理に欠かせない京野菜をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
冬の京野菜として有名な『聖護院かぶ』。
千枚漬けや菊花蕪がおせち料理の一つとして用いられます。
その聖護院かぶを模った上用饅頭です。
菓銘かぶら
店名亀屋重久
住所京都市右京区谷口梅津間町
電話(075)461-7365
2019
1214

雪遊び

本日12月14日は、赤穂浪士達が吉良邸討ち入りを果たした日です。
そのことにちなんで山科では、毎年この日に『山科義士まつり』が行われます。
討ち入り装束に身を固めた義士隊が毘沙門堂から大石神社までを練り歩きます。
討ち入りの場面をドラマなどで雪が深々と降っているように演出されていますが、実際には討ち入りの当日は、満月が見えるくらいの快晴だったそうです。
前日に大雪が降り、月あかりが残雪を照らしていたようです。

本日は、雪にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
二十四節気では、12月7日より『大雪』となっています。
雪にちなんだ和菓子を数多く見かける時期です。
こちらのお店では、とても可愛らしい和菓子が販売されています。
雪だるまを模った外郎製の和菓子です。
子供の頃に大喜びで雪だるまを作り、雪合戦をして遊んだ記憶が甦ってきます。
こちらの和菓子を手のひらに乗せて、懐かしい思い出に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
菓銘雪遊び
店名二條若狭屋
住所京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
電話(075)231-0616
2019
1215

残る秋

京都市内の街路樹などが冬木立となり冬の情景が目の前に広がっています。
そんな中、名残惜しそうに色づいている木々。
本日は、季節の移ろいを映した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
冬木立と色づいている木々の情景を二色のそぼろで表現したきんとん製の和菓子です。
菓銘残る秋
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
1216

雪うさぎ

先日は、今年最後の満月が美しく冬の京都の夜空に浮かびました。
中秋の名月の頃、うさぎにちんだ和菓子をよく見かけましたが、冬の時期もうさぎにちんだ和菓子が販売されます。
本日は、その一つである京都の和菓子をご紹介させていただきます。
冬眠することなく、降り積もる雪の中を元気よく飛び跳ねるうさぎ。
うさぎを求肥で可愛らしく仕上げた和菓子です。
菓銘雪うさぎ
店名亀屋良長
住所京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話(075)221-2005
2019
1217

藪柑子

事始めを過ぎて、新年を迎える準備を始めている様子を見かけるようになってきました。
冬、艶やかな緑の葉の中に鮮やかな赤い実をつける藪柑子。
千両や万両とともに古くから『十両』と呼ばれ、縁起物として扱われてきました。
これからお正月に向けて、よく目にする植物です。

本日は、その藪柑子をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
きんとんを緑の葉に見立てて、赤い実をあしらった和菓子です。
菓銘藪柑子
店名聚洸
住所京都市上京区大宮寺之内上ル
電話(075)431-2800
2019
1218

山茶花

本日は、今が見頃の花をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
山茶花が、凛とした冷たい空気の中で咲く様子を外郎で模ったお菓子です。
愛らしいお菓子が心を温めてくれます。
菓銘山茶花
店名亀屋重久
住所京都市右京区谷口梅津間町
電話(075)461-7365
2019
1219

落葉

この時期、京都市内の至るところで落ち葉を清掃している様子を見かけます。
集めた落ち葉で焚き火をして、焼き芋を作った懐かしいあの頃の思い出が甦ってきます。
今では、気軽に焚き火をすることもできなくなり、そんな思い出をつくることも難しくなりました。
本日は、落ち葉にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
粒餡を蓬入りの羽二重で包んだ和菓子です。
菓銘落葉
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2019
1220

雪の華

街には、真っ赤なポインセチアが飾られて、クリスマスイルミネーションが光り輝き、クリスマスムードが漂っています。
本日は、クリスマスにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
鳴門金時を使用した芋あんとこしあんの二重あんの薯蕷饅頭製の和菓子です。
ホワイトクリスマスの情景が目に浮かんできそうな意匠です。
菓銘雪の華
店名中村軒
住所京都市西京区桂浅原町61
電話(075)381-2650
2019
1221

トナカイ

本日は、クリスマスにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
トナカイの特徴を巧みに表現した和菓子。
生地の色、焼きごてで入れたツノ、赤い鼻、一目でトナカイだとわかる意匠です。
きな粉をあわせた外郎で白こし餡を包んだ和菓子です。
きな粉の風味が口いっぱいに広がり、どこか懐かしさを感じます。
菓銘トナカイ
店名俵屋吉富
住所京都市上京区烏丸通上立売上ル
電話(075)432-3101
2019
1222

水尾

本日は二十四節気では『冬至』。
ゆず風呂に入る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は柚子にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
京都で柚子の産地と言えば水尾。
水尾の柚子は香り高いことで有名です。
その水尾の柚子をたっぷり使った和菓子です。

柚子の香りを存分に楽しむことができる和菓子です。
菓銘水尾
店名中村軒
住所京都市西京区桂浅原町61
電話(075)381-2650
2019
1223

サンタさん

本日は、クリスマスにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
手と時間をかけて作る和菓子は趣味であり、仕事としての和菓子作りは、時間をかけずにいかに同じものを作るかが大切。
こちらのお菓子は無駄を省いたとてもシンプルな意匠でありながらも愛らしいサンタさん。
目は羊羹、ひげはきんとんで表現した、こなし製のお菓子です。
小さなお子さんが笑顔で喜ぶ姿が目に浮かんできそうです。
菓銘サンタさん
店名亀屋重久
住所京都市右京区谷口梅津間町
電話(075)461-7365
2019
1224

きよしこの夜

本日は、クリスマスにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
こちらの和菓子を愛でていると、雪が降り積もる音のみが聞こえる静かな夜が目の前に広がってきます。
暖を取りながらクリスマスイヴを過ごす家族たち。
心温まる和菓子です。
菓銘きよしこの夜
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
1225

サンタクロース

本日は、クリスマスにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
白銀の世界をトナカイと共に真っ赤な衣装を着たサンタクロースが、ソリに乗って子供たちへプレゼントを届けるサンタクロース。
その様子を表現した和菓子です。
みなさんのもとへは、どのようなプレゼンが贈られたのでしょうか。
菓銘サンタクロース
店名俵屋吉富
住所京都市上京区烏丸通上立売上ル
電話(075)432-3101
2019
1226

木枯し

本日は、冬の情景が伝わる京都の和菓子をご紹介させていただきます。
華やかに色づいていた木々。
木枯しが吹くたびに葉が舞い散ります。
枯れ葉は、日を追うごとに鮮やかな色を失い、冬色へと移ろっていきます。
凛とした空気感が伝わるこの時期らしい和菓子です。
菓銘木枯し
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2019
1227

雪華

本日は、雪にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
真っ白な薯蕷饅頭に雪華(せっか)文様の焼印。
雪華文様は、江戸時代の後期に雪の結晶から生まれた文様です。
雪華文様の生みの親は、『雪の殿様』と呼ばれていた古河藩主・土井利位(どいとしつら)という人物です。
顕微鏡で様々な雪の結晶を観察して、雪華と名付た雪の結晶をスケッチして『雪華図説(せっかずせつ)』という本にまとめました。
こちらの和菓子を目の前にして、目を閉じると、静けさの中、雪が降り積もる様子が目に浮かびます。
雪の意匠でありながら、和菓子らしく、温もりを感じる和菓子です。
菓銘雪華
店名聚洸
住所京都市上京区大宮寺之内上ル
電話(075)431-2800
2019
1228

雪しぼり

本日は、旬の食材を使用した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
この時期、雪に見立てた真っ白な意匠の和菓子をよく見かけます。
つくね芋ならではの雪のような白さ。
そして、口の中でまろやかに溶けてなくなる感じは、まさに雪のようです。
菓銘雪しぼり
店名老松
住所京都市上京区北野上七軒
電話(075)463-3050
2019
1229

雪だるま

本日は、雪だるまをモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
子供の頃、雪が積もるとつい作ってしまうのが雪だるま。
そして、雪合戦の雪玉。
こちらの和菓子を見て、無邪気に遊んだ懐かしい思い出がよみがえります。
こなし製の和菓子です。
菓銘雪だるま
店名鍵長
住所京都市下京区鍵屋町331
電話(075)351-3182
2019
1230

冬牡丹

牡丹は春の花として、4月から5月にかけて花を咲かせます。
冬の時期に大輪の花を咲かせるのが寒牡丹と冬牡丹。
寒牡丹は春と冬の二季咲きの品種です。
冬は寒くなり始めた10月頃から1月頃までが花期となります。

一方、冬牡丹は春咲きの品種を温室で栽培を行い、春が来たと思わせて咲かせる促成栽培です。
1月頃から2月頃にお寺の境内で鮮やかに花開いた様子を見かけることができます。
見分け方は、葉の状態が寒牡丹は枯れて無いのに対して、冬牡丹は青々と春のように茂っています。

本日は、牡丹にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
百花の王とも称される牡丹の様子を模った、こなし製の和菓子です。
菓銘冬牡丹
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2019
1231

冬椿

早春から春にかけて咲く花である『椿』。
文字通りに春を代表する花です。
本来、椿は『ヤブツバキ』をさしますが、江戸時代に入り、品種改良が盛んに行われて様々な品種が生まれました。
冬に咲く早咲きの椿が寒空のもと花開き、私たちの心に温もりを与えてくれます。

本日は、冬椿と名づけられた京都の和菓子をご紹介させていただきます。
椿は、葉が一年を通して青々としていることから、古来より縁起の良いものとされてきました。
今年最後にふさわしい縁起の良い、外郎製の和菓子です。
素晴らしい年をお迎えください。
菓銘冬椿
店名老松
住所京都市上京区北野上七軒
電話(075)463-3050
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