本日のお菓子
2019
21

お多福

如月となった京都市内。
明日からは、主要な寺社で節分祭が始まります。
お多福さんを模った薯蕷製のお菓子です。
菓銘お多福
店名船屋秋月
住所京都市右京区宇多野福王子町13-3
電話(075)463-2624
2019
22

福は内

いよいよ京都に春の足音が近づいてきました。
穏やかな天候となった節分の前日にあたる本日。
京都八坂神社では節分祭が始まりました。
多くの参拝者が見守る中、芸妓舞妓さんによる舞踊奉納と豆撒きが行われました。
京都ならではの華やかな節分祭です。
菓銘福は内
店名山もと
住所京都市左京区北白川東蔦町24-4
電話(075)707-8080
2019
23

鬼ハ外

京都市内の様々な寺社に『節分祭』と記されたのぼりが立ち並びます。
「鬼は外、福は内」と威勢のいい掛け声が境内の外まで響き渡り、参拝者のどよめきが起こります。
節分の主役である鬼。
鬼の独特の風姿には理由があり、陰陽五行では鬼の出入りする方角は北東(鬼門)とされています。
北東は丑寅(うしとら)の方角となり、そこから鬼の風姿は、頭には角があり、虎の縞模様のパンツを
履いているようになったと言われています。
また、鬼の色にも理由があり、五蓋(ごがい)からきているそうです。
五蓋とは、仏教における瞑想修行を邪魔する五つの煩悩のことです。
赤鬼は欲深く、青鬼は怒りっぽく、緑鬼は怠け者、黒鬼は疑い深く、黄鬼は甘え者。
牛蒡で鬼の角を表現したきんとん製のお菓子です。
菓銘鬼ハ外
店名亀屋良長
住所京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話(075)221-2005
2019
24

立春にふさわしい暖かい天候となった本日の京都市内。
今朝は西の空に虹のアーチがかかりました。
まるで春を迎えて喜ぶ私たちの気持ちを映しているかのようでした。

雲の隙間から太陽の光が射し始める夜明けの様子を表現している黄味しぐれ製のお菓子です。
菓銘
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2019
25

雪間草

本日も春の訪れを感じる気候となった京都市内です。
この陽気に誘われて草花の周りを虫たちが気持ちよさそうに飛び交っていました。

冬の間、一面を覆っていた雪が春のあたたかさで溶けはじめます。
そこに萌え出た草を上用饅頭で表現しています。
ほんのりと香るヨモギ。
春を感じるお菓子です。
菓銘雪間草
店名緑菴
住所京都市左京区浄土寺下南田町126-6
電話(075)751-7126
2019
26

春信

雨ではじまった本日の京都市内。
日中は雨が上がり、澄んだ空気となり、春のやわらかな日差しに包まれました。
本日の気候にふさわしいお菓子です。
ホロホロと崩れるような口当たりが特徴の黄味しぐれ。
黄味しぐれをまだ召し上がられたことがない方は、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
菓銘春信
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
2019
27

下萌

2月の代表的な菓銘の一つである『下萌』。
大地に降り積もった雪の下から芽ぶく草木を表現したお菓子です。
菓銘下萌
店名芳治軒
住所京都市山科区椥辻中在家町9-1
電話(075)594-5523
2019
28

椿餅

日本最古の餅菓子とされている椿餅。
源氏物語にも登場するお菓子です。
2月のこの時期に販売される椿餅の多くは、こし餡を白い道明寺で包んで椿の葉で挟んだ意匠です。
こちらのお菓子は肉桂を混ぜているためにこのような色あいとなっています。
口の中いっぱいに広がる肉桂の香り。
肉桂がお好きな方は至福のひと時となることでしょう。
菓銘椿餅
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2019
29

幸せの時間

バレンタインが近づいてきました。
週末のデパートはバレンタインのチョコレートを買い求める女性客で賑わっていました。
バレンタインの意匠がハートって誰が決めたのでしょう。
本日のお菓子はバレンタインにちなんだお菓子です。
クローバーの花言葉は『幸福』。
心より想いを寄せる大切な相手に贈ってみてはいかがでしょうか。
菓銘幸せの時間
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
210

初花

梅の香り漂う北野天満宮。
先日より、梅苑の公開も始まり、いよいよです。
菓銘初花
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2019
211

寒紅梅

雪が舞い散る真冬のような気候となった朝の京都市内。
京都御苑・出水の小川周辺や北野天満宮では寒紅梅がけなげに咲いています。
その光景を表現した、こなし製のお菓子です。
菓銘寒紅梅
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
212

ふく梅

外郎製の可愛らしい梅の意匠のお菓子を愛でているだけで幸せな気分になります。
ひと口いただくと、より幸せを感じ、多くの幸せが訪れて来るような気分になります。
菓銘ふく梅
店名二條若狭屋
住所京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
電話(075)231-0616
2019
213

春の想い

明日はバレンタイン。
チョコレートではなく、和菓子をプレゼントなんていかがですか。
ピンク色のこし餡を道明寺で包んだお菓子です。
みなさんの想いが大切な人に届きますように!
菓銘春の想い
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2019
214

めぐり逢えたら

本日はバレンタインデー。
チョコレートのように仕上げられたハート型のお菓子です。
いちご風味の餡と栗が赤こし餡に包まれています。
菓銘めぐり逢えたら
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
215

咲分

同じ梅の木から紅白の花が咲く様子を表現した咲分というお目出度い和菓子。
この時期になるとよく見かける菓銘です。
二条城・本丸御殿の南西のお堀沿いの梅林の中には、一本の木に紅梅白梅が入り混じって
咲く『源平咲分』と呼ばれる梅があります。
源氏の旗が白、平家の旗が赤だった事から、『源平咲分』と呼ばれるようになったそうです。
菓銘咲分
店名亀屋良長
住所京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話(075)221-2005
2019
216

早わらび

春の訪れを私たちに知れせてくれる動植物たち。
蕨(わらび)もその一つ。
先端が丸まった早蕨の意匠は、蕨熨斗(わらびのし)として使用されます。
春の象徴、早蕨の焼印が入った上用饅頭です。
菓銘早わらび
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2019
217

花佳人

私がこちらのお菓子と出会ったのが2013年3月。
もう5年以上も前のこととなりました。
店頭に並んでいたお菓子から清楚で気品溢れる印象を感じたことを今でも鮮明に覚えています。
『花佳人』という銘。
これほど相応しい銘はないのではないでしょうか。
こちらのお店の代表的なお菓子の一つです。
通常は備中白あんと粒あんを薯蕷羹の薄い生地で包んでいますが、今回は苺あんを包んでいます。
菓銘花佳人
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
218

椿餅

この時期、見かける『椿餅』。
室町時代初期の源氏物語の注釈書である『河海抄』には、椿餅のことをもちの粉にあまづらをかけて椿の葉に
包むと書かれています。
現在の道明寺粉に当たるものを戻し餅にして、砂糖の代わりにツタの汁を煮詰めた『あまづら』を含ませた
餅菓子であることがわかります。
現在、京都の和菓子屋では、こし餡を道明寺で包んで椿の葉を二枚使用して挟んだ椿餅が一般的に販売され
ています。
こちらのお店の椿餅は、その意匠とは少し異なります。
道明寺ではなく、羽二重餅でこし餡を包んで寒天でコーテイングしたお菓子。
この羽二重餅を寒天でコーテイングした椿餅の意匠は、名古屋の芳光、川口屋、東京の一幸庵でも見かけます。
非常に口溶けが良いのが特徴のお菓子です。
日頃、食べ慣れている椿餅と違う食感を求められている方はぜひ!
菓銘椿餅
店名鍵甚良房
住所京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
電話(075)561-4180
2019
219

梅一輪

京都市内は久しぶりに雨の一日となりました。
本日より二十四節気では、『雨水』。
雪が雨に変わり、氷が溶けて水となる頃です。
ピンク色のこし餡を白い外郎生地で包んだお菓子です。
雨音を聴きながら手のひらに乗せたお菓子を愛でながら、香しい梅の香りに思いを馳せます。
小さな幸せを感じる瞬間です。
菓銘梅一輪
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2019
220

初音

冬の寒さが和らぎ暖かい一日となった本日の京都市内。
音程を外した愛嬌のある鳴き声のウグイス。
今年初めて聴くウグイスの鳴き声です。
これから少しず上達して、春本番には美しい鳴き声を聴かせてくれることでしょう。
春を思わせるピンクのこし餡を焼皮で包んだお菓子です。
こちらのお菓子から春を感じてみてはいかがでしょうか。
菓銘初音
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2019
221

ふきのとう

先日、京都府立植物園でフキノトウが土の中から顔をのぞかせていました。
フキノトウが芽吹いている様子を見かけると春の訪れを感じます。
この時期になるとフキノトウをモチーフにしたお菓子を見かけます。
きんとんでフキノトウを表現したお菓子です。
菓銘ふきのとう
店名鍵甚良房
住所京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
電話(075)561-4180
2019
222

猫まんじゅう

本日2月22日は『ニャン、ニャン、ニャン』という語呂合わせで『猫の日』です。
今年のとある新年会で主催者様から参加者全員へお土産としていただいたお菓子です。
猫の日にあわせてご紹介させていただきました。
いたずらをした後のようなあどけない顔が印象的なお菓子。
思わず笑みがこぼれ、幸せな気分にさせてくれます。
菓銘猫まんじゅう
店名喜久春
住所京都府長岡京市長岡2丁目28-40
電話(075)955-8016
2019
223

梅にうぐいす

梅香る季節。
何処からともなく小鳥たちのさえずりが聞こえてくる京都御苑。
まるでそのさえずりは春の訪れを喜んでいるかのようです。
本日は残念ながらウグイスのさえずりを聴くことは叶いませんでした。
これからは『ホーホケキョ』と聴かせてくれることでしょう。
菓銘梅にうぐいす
店名二條若狭屋
住所京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
電話(075)231-0616
2019
224

梅ヶ枝

いよいよ北野天満宮・梅花祭が明日に迫ってきました。
予報では、明日は穏やかな気候となりそうです。
多くの方が、梅の香りに酔いしれて春の訪れを感じることでしょう。
菓銘梅ヶ枝
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
225

北野の梅

待ちに待った梅花祭が北野天満宮で行われました。
春を呼ぶ年中行事として多くの方がこの日を待ちわびていたことだと思います。
4月を思わせるようなとても暖かい気候の中、境内に咲き誇る梅の甘い香り。
梅をこよなく愛したご祭神である菅原道真公もきっと喜ばれていることでしょう。
菓銘北野の梅
店名老松
住所京都市上京区北野上七軒
電話(075)463-3050
2019
226

つくし上用

本日は昨日に引き続き、雲ひとつない穏やかな気候となりました。
嵯峨野の畦道や桂川の河川敷をつい下ばかり見て歩いてしまいます。
土筆を見つけて喜んでいた幼い頃。
懐かしい思い出です。
そして、こちらのお菓子をいただきながらあの頃を思い出します。
菓銘つくし上用
店名鍵善良房
住所京都市東山区祇園町北側264番地
電話(075)561-1818
2019
227

春小袖

小袖を表現した外郎製のお菓子です。
うららかな春の日の色合いが心を癒してくれます。
菓銘春小袖
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
228

梅一輪

久しぶりに朝から雨がしっかりと降った京都市内。
先日、とある寺院で境内に植えられている梅の枝をお寺の方よりいただきました。
蕾が沢山ついている枝を一輪挿しに活けて数日、今朝、目が覚めると一気にほころんでいました。
雨音を聴きながら香しい匂いに癒された朝のひと時でした。
菓銘梅一輪
店名鍵甚良房
住所京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
電話(075)561-4180
prev前月 次月next

きょうの和菓子の玉手箱きょうの和菓子の玉手箱

きょうのお菓子

月刊京都連載
和菓子歳時記

スマートフォン、タブレットを縦にしてご覧ください。