本日のお菓子
2019
81

金魚玉

金魚鉢の中を涼し気に泳ぐ金魚。
眺めているだけで、このうだるような暑さが和らぎます。
今では、見かけることが少なくなった金魚鉢。
懐かしい思い出がよみがえってきます。

本日は、金魚にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
金魚が泳ぐ様子を練りきり餡と葛で涼し気に仕上げた和菓子です。
菓銘金魚玉
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
82

朝つゆ

大正13年に日本で最初の公立植物園として開園した京都府立植物園。
今では、四季折々の草花を楽しみにして、国内外を問わず多くの人々が訪れます。
その京都府立植物園では、本日より8月6日(火)まで毎年恒例の『朝顔展』が催されます。
この期間は、特別に開園が午前7時からに早まり、鉢植えされた朝顔を毎日入れ替えて来園者を出迎えます。
その鉢数は、のべ1000鉢にもなるそうです。
日頃、街中で見かけることがない珍しい色の朝顔を見ることができるのも朝顔展の魅力の一つです。
江戸時代に園芸花として品種改良が盛んに行われた朝顔。
朝顔展では、その一端を感じることができると思います。
お時間がある方は、少し早起きをして出かけてみてはいかがでしょうか。

本日は、朝顔にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
夜明け頃、朝露をのせて涼やかに花開く朝顔。
その情景を外郎で表現した和菓子です。
菓銘朝つゆ
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
2019
83

金魚すくい

夏の風物詩である花火大会が行われるこの時期。
今夜は京都府相楽郡笠置町で毎年恒例の笠置夏まつりが行われます。
JR笠置駅前には、縁日が並び、花火が打ち上げられるまでのひと時を楽しく過ごすことができます。
漆黒の夜空に打ち上げられた大輪の花が、木津川の水面に映り幻想的な世界へと観覧者を誘(いざな)います。

本日は、夏まつりには欠かせない金魚すくいにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
手のひらに乗せて和菓子を愛でると、まあ不思議。
まるでいっぱいの金魚が泳ぎ回っているような感覚になり、金魚すくいをしていた頃の懐かしい思い出がよみがえってきます。
外郎生地に施された水紋と色使いが絶妙な和菓子です。
菓銘金魚すくい
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
84

ひさご

京都東山界隈をこの時期に散策していると瓢箪の実に出会うことができます。
2013年より東山市民が中心となり『京都市東山区を瓢箪で風情ある街につなげよう。』を合言葉に発足した『東山瓢箪プロジェクト』。
そして、その活動に賛同された住民のおかげで目にも優しい風情を感じることができます。

本日は、その瓢箪にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
瓢箪を模った、大納言入りの道明寺羹製の和菓子です。
菓銘ひさご
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2019
85

せせらぎ

暑い日々が続いている京都市内です。
ついつい、水辺が恋しくなります。

本日は、五感で涼をとりながら過ごせる京都の和菓子をご紹介させていただきます。
深緑の木々、木漏れ日、そよぐ風に身をまかせて、川のせせらぎをBGMにして過ごすひと時。
みじん羹と錦玉羹で清流を涼し気に表現した和菓子です。
菓銘せせらぎ
店名茶寮 宝泉
住所京都市左京区下鴨西高木町25
電話(075)712-1270
2019
86

涼し

今では、とても身近な存在の金魚。
その金魚は中国が原産です。
2000年ほど前に中国で赤いフナを発見した事にはじまります。
そこから品種改良を行い、室町時代に渡来。
その当時は、一部の貴族や武士などの鑑賞用でした。
江戸時代に入り、日本画などにも描かれるほど、幅広く、広がっていきました。
その当時の人々も夏になると、涼し気に泳ぐ金魚を鑑賞して涼をとったことでしょう。

本日は、金魚にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
金魚を羊羹、小石をねりきりで表現した錦玉羹製の和菓子です。
菓銘涼し
店名亀屋良長
住所京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話(075)221-2005
2019
87

青(あお)

暦の上では、明日が立秋。
本日で2019年の夏が終わります。
とは言っても、まだまだ暑い日が続きそうですね。

本日は、夏の暑さを和らげてくれる意匠の和菓子をご紹介させていただきます。
求肥製の生地の周りにまぶしたみじん粉で砂漠を表現。
そして、琥珀製の中央の青。
砂漠の中のオアシスです。
菓銘青(あお)
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2019
88

朝顔

本日から暦の上では立秋となります。
まだ日中は、暑い日々が続くことでしょうが夕暮れ時からは、徐々に気温が下がり心地よいひと時に秋の訪れを感じます。
夏の花のイメージが強い朝顔ですが、本来は秋の季語として扱われる花です。

本日は、その朝顔にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
私たちの身近に咲く朝顔を上用饅頭に表現した和菓子です。
菓銘朝顔
店名日栄軒
住所京都市北区小山初音町61
電話(075)491-2204
2019
89

福瓜

夏の夕刻に白い花を咲かせる夕顔。
はつらつな朝顔のイメージとは違い、どこか儚げなイメージのあるウリ科の花です。
瓢(ふくべ)と呼ばれる夕顔の実は、干瓢(かんぴょう)の原料として取り扱われます。
また、観賞用の瓢箪のことも和名で『ふくべ』と呼びます。

本日は、瓢箪にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
道明寺羹で瓢箪を模った和菓子です。
瓢箪は縁起物。
福を呼ぶ瓜ですね。
菓銘福瓜
店名日栄軒
住所京都市北区小山初音町61
電話(075)491-2204
2019
810

西瓜

西瓜は90%が水分であるため水分補給にはうってつけの野菜です。
その水分には、リコピンやカリウムなど様々な栄養素が含まれていて、この時期は夏バテや熱中症の予防として摂取するといいそうです。
旬の食材を食べることの大切さを痛感します。
縁側で家族みんなで西瓜を頬張った幼少の頃。
西瓜を目にすると懐かしい思い出がよみがえってきます。

本日は、西瓜をモチーフにした和菓子をご紹介させていただきます。
小豆を種に見立てた、羊羹と琥珀羹製の和菓子です。
菓銘西瓜
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2019
811

花火

夏の夜空を彩る花火。
今夜は、京都市の西隣りに位置する亀岡市で亀岡平和祭保津川市民花火大会が行われます。
約8000発の花火を打ち上げる京都最大規模の花火大会です。

本日は、花火にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
黒糖羹を夜空に見立てた和菓子です。
菓銘花火
店名日栄軒
住所京都市北区小山初音町61
電話(075)491-2204
2019
812

保津川下り

暑い夏の京都。
涼を求めて嵐山からトロッコ列車に揺られてトロッコ亀岡駅へ。
亀岡から嵯峨まで16kmに及び約2時間、保津川渓谷を舟で下る『保津川下り』が人気です。
変化に富んだ保津川峡谷の山々の緑、巨岩の中を船頭さんの巧みな竿さばきで水しぶきをあげながら舟が進みます。

本日は、その保津川下りが銘となっている京都の和菓子をご紹介させていただきます。
餡玉を吉野羹で包んだ涼し気な和菓子です。
菓銘保津川下り
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2019
813

水面の花火

8月に入り、花火大会があちらこちらで行われています。
京都市内では、残念ながら行われませんが、お隣の滋賀県では、先日、びわ湖大花火大会が無事に開催されました。
約1万発もの花火が打ち上げられて、夜空や琵琶湖の水面を彩り、観覧者を魅了しました。

本日は、水面を彩る花火を表現した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
暑いこの時期、水面を彩る花火からは涼しさを感じます。
喉ごしのよい葛製の和菓子です。
菓銘水面の花火
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
814

如意ヶ嶽

ほのぼのと夜が明ける頃、白群(びゃくぐん)となった空に浮かぶ、京都盆地の東に連なる山々の稜線。
北は比叡山から南は稲荷山までの36の山々を総じて、人々は東山三十六峰と呼び親しんできました。
比叡山からはじまり、御生山(みあれやま)、赤山(せきざん)と続き、11番目の山である『如意ヶ嶽』。
五山の送り火の『大文字』の火床がある山として有名です。
(現在は、正確には如意ヶ嶽と大文字山は別の山として考えられています。)
その送り火が近づいてきました。

今回は、東山の風景を表現した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
この時期になると、多くの送り火にちなんだ和菓子を店頭で見かけるようになります。
その中の一つである薯蕷饅頭製の和菓子です。
菓銘如意ヶ嶽
店名二條若狭屋
住所京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
電話(075)231-0616
2019
815

京の夜空

様々な寺院でご灯明が灯され幻想的な雰囲気となるお盆。
揺らめくろうそくの灯りを見つめながらご先祖様を想います。
明日は、ご先祖様を極楽浄土へ迷うことなく帰っていただくように送る『五山の送り火』が行われます。

本日は、五山の送り火にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
京の夜空を照らす送り火。
その情景を表現した薯蕷饅頭製の和菓子です。
菓銘京の夜空
店名笹屋守栄
住所京都市北区衣笠天神森町38
電話(075)463-0338
2019
816

送り火

本日は、五山の送り火にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
ご先祖様を極楽浄土へと帰っていただくように送る道しるべ『五山の送り火』が今夜8時より行われます。
午後8時に東山如意ヶ嶽の『大』の字の点火を皮切りに、松ヶ崎西山と東山の『妙法』、西賀茂船山の『舟形』。
そして大北山の『左大文字』と続き、最後に嵯峨鳥居本曼荼羅山の『鳥居形』が点火されていきます。
その中の『大』の字をモチーフにした錦玉製の和菓子です。
菓銘送り火
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2019
817

涼風

過ぎ行く夏に別れを惜しむかのように送り火の炎が燃えつきていった昨夜。
耳をすませば心地よい虫の音が聞こえてきます。
知らず知らずのうちに秋が少しずつ近づいているようです。

本日は、まだ暑さが残るこの時期に相応しい京都の和菓子をご紹介させていただきます。
葛粉とわらび粉を使用して作られているため、涼しげにいただくことができるこちらの和菓子。
黒糖のまろやかな甘みと、きな粉の香りを楽しむことができます。
菓銘涼風
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
818

打ち水

まだまだ日中は暑い日が続いている京都市内です。
京都では、門掃き(かどはき)をした後、打ち水を行います。
京都に暮らす人々が行う、見慣れた地球に優しい暑さ対策です。
本日は、その『打ち水』の銘がついた、波打つ涼し気な意匠の京都の和菓子をご紹介させていただきます。
菓銘打ち水
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2019
819

涼味

もうそろそろ夏休みの終わりが気になる頃ですね。
夏の素敵な思い出をつくることはできましたでしょうか。
海岸の砂浜で、にぎにぎしく行った西瓜割り。
楽しかった遠い昔の思い出です。

今回は、西瓜にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
色合いで西瓜を表現した外郎製の和菓子です。
菓銘涼味
店名笹屋守栄
住所京都市北区衣笠天神森町38
電話(075)463-0338
2019
820

星涼み

本日は、京都の夏を締めくくる『宵弘法』が大覚寺で執り行われます。
大沢池中央に組まれた護摩壇に火を灯し、お経を僧侶が唱えご先祖様を冥界へと送る施餓鬼会は、『嵯峨の送り火』とも呼ばれています。
僧侶が唱えるお経と共に漆黒の夜空に舞う火の粉。
その様子は、まるで冥界に帰って行くご先祖様の魂のようです。
日中は、まだ暑い京都市内ですが、日が傾くと共に秋の空気を感じます。
街灯りの少ないこの地域では、夜空を見上げると星が綺麗に輝いています。

本日は、秋の夜空にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
天の川の観測に最適な8月。
夜空を見ながら、虫の音に癒されて秋を感じてみませんか。
星が輝く夜空を表現した羊羹製の和菓子です。
菓銘星涼み
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2019
821

女郎花

秋の七草の一つ『女郎花(おみなえし)』。
黄色い小さな花が散房状に咲き誇ります。
日本原産の花であり、古くより日本人に愛されてきました。
万葉集や古今集などの和歌に女郎花が数多く用いられています。

本日は、女郎花をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
女郎花の花を黄色のいら粉で見立てた葛製の和菓子です。
菓銘女郎花
店名末富
住所京都市下京区松原通室町東入ル
電話(075)351-0808
2019
822

夕顔

夜の帳が下りる頃に花開く『夕顔』。
翌朝には、その美しい花の姿を見ることはない一日花です。

本日は、その夕顔をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
儚げな美しさを表現した餅皮製の和菓子です。
この趣きから源氏物語に登場する、儚げな可憐で美しい女性『夕顔』の姿を想像してしまいます。
菓銘夕顔
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2019
823

桔梗

年明けの人日の節句(1月7日)に食べる七草粥に入れられる『春の七草』はあまりにも有名ですが、他にも『夏の七草』、『秋の七草』、『冬の七草』とあります。
その中の『秋の七草』は、奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ有名な和歌が由来となったと言われています。
『秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花』
そして、この歌に続き、
『萩の花 尾花 葛花 撫子の花 をみなへし また藤袴 朝顔の花』(万葉集)
この歌の中に出てくる朝顔は、まだこの時代の日本にはなく、一般的には桔梗と解釈されています。
『萩』、『尾花』、『葛』、『撫子』、『女郎花(おみなえし)』、『藤袴』、そして『桔梗』が秋の七草です。

今回は、桔梗をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
6月下旬頃より蕾をほころばせて暑い夏の時期に可憐で涼やかな姿を見せる桔梗。
京都市内で桔梗の花といえば、真っ先に出てくるのが、紫式部の邸宅跡としても名高い廬山寺(ろさんじ)です。
白砂が敷き詰められた本堂前の『源氏庭』に桔梗の花が咲きます。
桔梗の見頃を過ぎたこの時期ですが、秋の七草の一つとして、桔梗にちなんだ和菓子をこれから和菓子屋でよく見かけるようになります。
外郎で桔梗を表現したお菓子です。
菓銘桔梗
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2019
824

あかね空

私たち以上に季節の移ろいを敏感に感じて過ごす動植物たち。
今まで山地で過ごしていたアキアカネが、私たちが暮らしている平地に山から下りてきて気持ちよさそうに飛び交っています。
秋の季語である『赤とんぼ』はアキアカネだと言われています。

本日は、赤とんぼにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
刻々と移りゆく秋の夕焼けを背景にして赤とんぼが飛び交う情景をお菓子に写した外郎製のお和菓子です。
菓銘あかね空
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2019
825

萩饅頭

万葉集では141首も詠まれている『萩(はぎ)』。
萩は、古くより最も愛されてきた秋を代表する草木です。
草冠に秋と書いて『萩』という漢字は、日本で作られた和製漢字(国字)です。
京都市内では、例年9月中旬より下旬までが萩の見頃となります。

本日は、萩にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
緑に染めた道明寺を萩の葉に見立てて、そこに花に見立てた小豆を散らしている和菓子です。
菓銘萩饅頭
店名末富
住所京都市下京区松原通室町東入ル
電話(075)351-0808
2019
826

小菊

本日は、初秋を彩る京都の和菓子をご紹介させていただきます。
菊は、花の大きさによって大菊、中菊、小菊などに分類されます。
日頃、暮らしていると花壇などでよく目にするのが小菊です。
小菊をモチーフにした、こなし製の和菓子です。
菓銘小菊
店名本家玉壽軒
住所京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町262
電話(075)441-0319
2019
827

風鈴

京都宇治田原にある正寿院。
今ではハート型の猪目窓が一躍有名になり、訪れる参拝者が後を絶たない人気の寺院となりました。
そこで行われている風物詩『風鈴まつり』が9月18日まで今年も行われています。

今回は、風鈴をモチーフにした京都の和菓子をご紹介させていただきます。
京菓子らしく無駄を一切省いた薯蕷饅頭です。
みなさんには、どのような音色が聴こえてくるのでしょうか。
菓銘風鈴
店名船屋秋月
住所京都市右京区宇多野福王子町13-3
電話(075)463-2624
2019
828

涼風

秋を思わせる心地よい風が頬を撫でて癒してくれます。
秋風(あきかぜ)、初風(はつかぜ)、色なき風など、秋の風を表現する様々な呼び方があります。

本日は、風にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
晩夏から初秋の頃に吹く風『涼風(すずかぜ)』に木々の葉がそよぐ様子を表現した和菓子です。
菓銘涼風
店名笹屋守栄
住所京都市北区衣笠天神森町38
電話(075)463-0338
2019
829

秋の野

秋の七草の一つ『芒(すすき)』。
山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ有名な和歌が秋の七草の由来となったといわれています。
『萩の花 尾花 葛花 撫子の花 をみなへし また藤袴 朝顔の花』(万葉集)
この和歌の中に出てくる尾花が芒です。
秋風に揺れる花穂(かすい)が動物の尾っぽに似ていることから尾花と呼ばれるようになったそうです。

本日は、芒にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
芒の焼印が印象的な薯蕷饅頭です。
菓銘秋の野
店名笹屋春信
住所京都市西京区桂乾町66-1
電話(075)391-4607
2019
830

こぼれ萩

秋の七草の一つである萩。
古くより秋風に花揺れる姿、散りこぼれる優美なさまが愛されてきました。
和菓子の世界でも萩にちなんだ和菓子が数多く作られてきました。

本日は、萩にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
『こぼれ萩』は代表的な萩の菓銘です。
暑さが残るこの時期にぴったりの葛製の和菓子です。
菓銘こぼれ萩
店名塩芳軒
住所京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
電話(075)441-0803
2019
831

ひさご

本日は、瓢箪にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
『ひさご』や『ふくべ』とも呼ばれる瓢箪。
瓢箪は、種が多く、実が鈴なりになる様子から招福、子孫繁栄の象徴とされています。
瓢箪を模った錦玉製の和菓子です。
菓銘ひさご
店名笹屋守栄
住所京都市北区衣笠天神森町38
電話(075)463-0338
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