月刊京都連載 和菓子歳時記
2020
4月1日
佐保

卯月となりましたが、京都市内の桜の見頃は早咲きの枝垂れ桜からソメイヨシノへと移ろうとしています。
今年のお花見は、浮かれ気分になることなく、人混みを避けて早朝に心静かに花を愛でています。
みなさんも健康管理に努めながら、桜を楽しんでください。
今回は、春をつかさどる神『佐保姫』にちなんだお菓子をご紹介させていただきます。
奈良時代に五行説では、春は東の方角にあたるとされ平城京の東に位置する佐保山を春の象徴としたそうです。
春の野山にかかる霞を古来の人々は佐保姫の織りなす薄い布だと考えていました。
なんともロマンチックな古来の人々ですね。
春の象徴である桜。
塩漬けした桜があしらわれたお菓子です。
見えぬ佐保姫の姿に想いを巡らしながらいただいてみてはいかがでしょうか。
今年のお花見は、浮かれ気分になることなく、人混みを避けて早朝に心静かに花を愛でています。
みなさんも健康管理に努めながら、桜を楽しんでください。
今回は、春をつかさどる神『佐保姫』にちなんだお菓子をご紹介させていただきます。
奈良時代に五行説では、春は東の方角にあたるとされ平城京の東に位置する佐保山を春の象徴としたそうです。
春の野山にかかる霞を古来の人々は佐保姫の織りなす薄い布だと考えていました。
なんともロマンチックな古来の人々ですね。
春の象徴である桜。
塩漬けした桜があしらわれたお菓子です。
見えぬ佐保姫の姿に想いを巡らしながらいただいてみてはいかがでしょうか。
菓銘 | 佐保 |
店名 | 長久堂 |
住所 | 京都市北区上賀茂畔勝町97-3 |
電話 | (075)712-4405 |