本日のお菓子
2020
521

落し文

こちらは2018年に口にした和菓子です。
初夏を表す季語としてよく使われる『落し文』。
餡玉を葉がくるりと巻いたように包み、その葉の上に白い粒あしらいます。
昆虫のオトシブミが卵を産んでその葉をクルクルと巻いて地面に落としたものを表現しています。
その昔、密かに想う人に宛てた手紙を他人にわからないようにクルクルと巻いて道端に落とし渡したそうです。
その手紙の事を『落し文』と呼んでいました。
今の時代では、とても想像がつかない、胸がキュンとするような伝え方です。
忘れかけている大切なものを思い起こさせてくれる和菓子です。
菓銘落し文
店名笹屋伊織
住所京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
電話(075)371-3333

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和菓子歳時記

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