本日のお菓子
2020
31

花橘

本日は雛飾りにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
雛飾りに桜とともに飾られる橘(たちばな)。
橘は、冬でも落葉することはなく、ミカンのような実をつけます。
不老長寿の木として古来より扱われてきました。
橘の象徴である二つの色を使い、茶巾絞りで表現したこなし製のお菓子です。
菓銘花橘
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2020
32

雛つぼみ

本日は、桃の節句にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
お雛様を桃の花のつぼみにたとえて模った薯蕷饅頭です。
菓銘雛つぼみ
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2020
33

右近左近

本日は雛飾りにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
男雛、女雛とともに雛壇にかざられる右近の橘、左近の桜。
京都御所の紫宸殿(ししんでん)前に植えられている右近の橘、左近の桜をイメージして作られたきんとん製の和菓子です。
菓銘右近左近
店名亀屋良長
住所京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話(075)221-2005
2020
34

桜きんとん

本日は、桜にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
花便りに胸を躍らせる3月。
早咲きの河津桜の蕾がほころび、見頃を迎えています。
一枚の花びらは白く、花びらが集まればピンク色に見える桜。
白色とピンク色のそぼろで美しく桜を表現したお菓子です。
菓銘桜きんとん
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2020
35

花大福

本日は春らしい京都の和菓子をご紹介させていただきます。
早咲きで知られる左京区・長徳寺のオカメ桜が見頃を迎えようとしています。
例年よりも10日ほど早く見頃となりそうです。
こちらの桜が見頃となれば、次は京都御苑・近衛邸の糸桜の蕾がほころび始める頃。
このスピード感で桜が咲くと4月は散り桜となりそうですね。
可愛らしいピンク色の大福。
粒あんを桜花の塩漬けと一緒に搗いたお餅で包んだ和菓子です。
桜の香りが口の中で広がり春を感じます。
菓銘花大福
店名中村軒
住所京都市西京区桂浅原町61
電話(075)381-2650
2020
36

ふくらみ

本日は桃にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
桃の節句が終わりましたが、京都では、旧暦にならい、一ヶ月遅れて4月3日に行なわれるご家庭が多くあります。
例年であれば、その頃に桃の花は見頃を迎えます。
京都御苑内にある桃の木が、桃色と白色の花を鮮やかに咲かせて苑内を彩ります。
桃の花の色をピンクと表現されることがありますが、英語の【Pink】はナデシコを指し、正確には、桃の花の色を『桃染(ももぞめ)』と表現します。
日本書紀にも『桃染布五十八端』と記されているように古来より使われてきた色です。
ほころびかけた蕾。
『若緑』と『桃染』のグラデーションで時が流れているように感じる、趣きのあるこなし製の和菓子です。
菓銘ふくらみ
店名笹屋春信
住所京都市西京区桂乾町66-1
電話(075)391-4607
2020
37

春の野

本日は、土筆(つくし)にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
河川敷を歩いていると土筆が顔を出している様子を見かけるようになってきました。
子供の頃は『つくしんぼ』として慣れ親しんできました。
春の訪れを知らせてくれる土筆の焼印が押された和菓子です。
菓銘春の野
店名笹屋春信
住所京都市西京区桂乾町66-1
電話(075)391-4607
2020
38

花見だんご

本日は、きっと皆さんが大好きなお団子をご紹介させていただきます。
桜のシーズンを迎えるとつい食べたくなるのがお花見団子。
こちらのお店のお花見団子は、緑のお団子からは抹茶、ピンクのお団子からは桜の風味が口の中で広がります。
春を存分に味わえるお団子です。
菓銘花見だんご
店名中村軒
住所京都市西京区桂浅原町61
電話(075)381-2650
2020
39

桜餅

本日は、これからの時季に欠かせない桜餅をご紹介させていただきます。
先日発表された桜の開花予想によると京都市内は3月20日に開花がはじまり、3月28日に満開となるそうです。
酒蔵が立ち並ぶ伏見。
このエリアを流れる宇治川派流沿いには多くの桜が植えられており、桜が見頃となる頃は多くの花見客で賑わいます。
この宇治川派流近くで明治から営むお店の桜餅。
五感で春を感じてみませんか。
菓銘桜餅
店名富英堂
住所京都市伏見区中油掛町93
電話(075)601-1366
2020
310

浅治飴

本日は、江戸幕府の公式史書である御実紀(通称:徳川実紀)にも記されている和菓子をご紹介させていただきます。
幕府や大名家などで用いられた『浅路飴(あさじあめ)』。
求肥生地に白胡麻をまぶしただけの素朴な和菓子です。
やわらかな求肥の食感とプチプチとした白胡麻の食感が絶妙です。
水飴のほのかな甘みと白胡麻の香ばしい風味が口の中に広がります。
現在では、あまり目にすることがない貴重な和菓子です。
菓銘浅治飴
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2020
311

春の背くらべ

本日は、土筆(つくし)にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
多くの土筆が顔を出している様子は、まるで土筆が背くらべをしているよう。
そんな情景を表現した焼皮製の和菓子です。
菓銘春の背くらべ
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2020
312

若草もち

本日は、春の訪れを存分に感じることができる和菓子をご紹介させていただきます。
古来より、蓬(よもぎ)の香りが邪気を払うと信じられてきました。
白い餅生地に鮮やかなよもぎの緑。
『冬から春へ』を思わせるような配色の和菓子です。
菓銘若草もち
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2020
313

ホワイトデー

本日は、ホワイトデーにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
数年前からバレンタインにちなんだ和菓子は多くのお店で見かけるようになってきました。
しかしながらホワイトデーにちなんだ和菓子はまだまだ少ないのが現状です。
明日は、ホワイトデー。
プレゼントに和菓子はいかがでしょうか。
見た目はホワイトチョコレートのようですが、実はつくね芋を使用しています。
口の中ですうっと優しい甘みだけを残して消えていく独特な風味が特徴的な和菓子です。
菓銘ホワイトデー
店名いと達
住所京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話(075)203-6243
2020
314

ホワイトデー

本日は、ホワイトデーにちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
ハート型をした淡い緑色の上用饅頭。
本日はホワイトデー。
本日までの限定販売となっている和菓子です。
菓銘ホワイトデー
店名いと達
住所京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話(075)203-6243
2020
315

草おとめ

本日は菓銘が素敵な京都の和菓子をご紹介させていただきます。
この時季は、『若草』や『若葉』などと名付けられた蓬(よもぎ)を使用した和菓子をよく見かけます。
こちらの和菓子は、クローバーの清楚な雰囲気を若い女性にたとえてこのような菓銘とされています。
菓銘草おとめ
店名鶴屋吉信
住所京都市上京区今出川通堀川西入
電話(075)441-0105
2020
316

桜餅

いよいよ本格的な桜シーズンが近づいてきました。
京都市内のソメイヨシノの開花がはじまりました。
二条城の標本木の開花まではあと少し。
正式な開花宣言まではもう少しかかりそうです。
今週は、京都御苑内・近衛邸の糸桜が見頃を迎えそうです。
本日は、桜餅をご紹介させていただきます。
菓銘桜餅
店名中村軒
住所京都市西京区桂浅原町61
電話(075)381-2650
2020
317

わらび

本日は、飲めるほど柔らかい京都の和菓子をご紹介させていただきます。
こし餡を本蕨粉を丁寧に練り上げたわらび餅で包み、香り高い黒豆きな粉をかけたお菓子です。
『飲めるほど柔らかいわらび餅』というお店のキャッチコピー通りの柔らかさに驚きです。
一度は、口にしていただきたいお菓子です。
菓銘わらび
店名いと達
住所京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話(075)203-6243
2020
318

花見だんご

本日は、この時季に食べたくなるお団子をご紹介させていただきます。
ピンク(赤)、白、緑の三色のお団子が串に刺さったお馴染みの和菓子。
その三色の意味には諸説あります。
『邪気払い説』、『ひな祭り説』、『四季を表現している説』、『桜の咲く順序説』、『春待ち説』など。
その中で『春待ち説』の降り積もった雪の白。
その雪の下で芽吹く緑。
やがて春になり、花開く様を表したピンク。
この説を思い浮かべて今回はいただきました。
菓銘花見だんご
店名笹屋春信
住所京都市西京区桂乾町66-1
電話(075)391-4607
2020
319

さくら

本日は、桜の花を意匠化した京都の和菓子をご紹介させていただきます。
キリシマツツジで有名な長岡天満宮・八条ヶ池の周辺には多くのソメイヨシノが植えられています。
桜シーズンになると、多くの花見客で賑わう桜の名所でもあります。
その長岡天満宮と縁があるこちらのお店。
桜の花をこなしで表現した和菓子です。
何とも言えないグラデーションに思わずうっとりです。
菓銘さくら
店名喜久春
住所京都府長岡京市長岡2丁目28-40
電話(075)955-8016
2020
320

桜餅

本日は、関西ではあまり馴染みのない桜餅をご紹介させていただきます。
関西では、多くの方が幼い頃より、もち米を蒸して乾燥、粗挽きしたものを使用した道明寺の桜餅に慣れ親しんできたことだと思います。
関東では、小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた長明寺が一般的に桜餅と呼ばれています。
食文化の違いが顕著に出ている良い例ではないでしょうか。
今では、関西でも長明寺の桜餅を気軽に口にすることができるようになり、道明寺、長明寺から春を感じることができるようになってきました。
菓銘桜餅
店名とらや(京都一条店)
住所京都市上京区烏丸通一条角
電話(075)441-3111
2020
321

あこや

桜と共に桃の花のつぼみがほころび始めています。
桃の節句は3月3日ですが、京都では旧暦に行うところも多くあり、まさに桃の花が花開く時。

本日は、桃の節句にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
桃の節句のお菓子といえば、京都では『ひちぎり』。
平安時代に宮中儀式の祝儀に用いられた『戴き餅』に由来するお菓子です。

その当時は、白いお餅を引きちぎって、真ん中を窪ませて、その上に餡を載せただけのものでした。
その『戴き餅』が、時代を経て江戸時代に現在のような意匠となり『ひちぎり』と呼ばれています。
その『ひちぎり』は、あこや貝が真珠を抱いているように見えることから、『あこや餅』という別名で呼ばれることもあります。

白粒あんを蓬(よもぎ)をあわせた雪平で包んだ和菓子です。
口の中で広がる蓬の香りと程よい甘さがみなさんを春へと誘(いざな)います。
菓銘あこや
店名いと達
住所京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話(075)203-6243
2020
322

白雲

暖かな気候が続き、蕾だった桜たちが花開き本格的な桜シーズンが始まろうとしています。
本日は、桜にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
可憐に咲く桜を餅皮で表現したお菓子です。
満開の桜たちを遠方より眺めるとまるで花の雲のようです。
ついつい桜に近づき見上げてしまいますが、たまには遠くから眺めてみるのもいいものです。
桜雲となった様子のお花見なんていかがでしょうか。
菓銘白雲
店名京都鶴屋 鶴壽庵
住所京都市中京区壬生梛ノ宮町24
電話(075)841-0751
2020
323

桜合わせ

早咲きの御苑・近衛邸の糸桜や平野神社の魁桜などが見頃を迎えています。
そして、京都市内には桜の開花宣言が昨日発表されました。
来週末には、京都の街を桜の花が彩り、街全体が華やいだ雰囲気となることでしょう。
本日は桜にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
桜花を模った白とピンクの薯蕷生地でこし餡を少量だけ挟んだシンプルな意匠。
薯蕷の弾力のある食感を楽しむことができる和菓子です。
菓銘桜合わせ
店名末富
住所京都市下京区松原通室町東入ル
電話(075)351-0808
2020
324

菜の月

桜とともに菜の花が京都の風景を彩ります。
本日は、菜の花にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
春の日差しを浴びた菜の花の鮮やかな黄色。
菜の花から元気をもらうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
出来上がった薯蕷饅頭の皮を手で一つづつ丁寧にむいて仕上げたお菓子です。
中には、蓬(よもぎ)餡が入っており、黄色と緑の色合いはまさに菜の花そのもの。
蓬の風味が私たちに春を届けてくれます。
菓銘菜の月
店名いと達
住所京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
電話(075)203-6243
2020
325

花見だんご

本日は、この時季に食べたくなるお団子をご紹介させていただきます。
ピンク(赤)、白、緑の三色のお団子が串に刺さったお馴染みの和菓子。
その三色の意味には諸説あります。
『邪気払い説』、『ひな祭り説』、『四季を表現している説』、『春待ち説』、『桜の咲く順序説』など。
今回は『桜の咲く順序説』についてです。
桜のつぼみに見立てたピンク。
満開時の桜の花に見立てた白。
そして、葉桜となった様子を緑で表現しています。
菓銘花見だんご
店名喜久春
住所京都府長岡京市長岡2丁目28-40
電話(075)955-8016
2020
326

草若菜

本日は、春の香りを感じる京都の和菓子をご紹介させていただきます。
春の香りを感じる和菓子といえば、蓬餅か蓬団子というのが一般的です。
蓬ときな粉の香りが口の中で広がり思わず笑みがこぼれます。
こちらのお菓子は、粒あんを外郎生地で包み、きな粉をかけたもの。
外郎の口当たりが品良く感じられる和菓子です。
菓銘草若菜
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2020
327

初ざくら

本日は、桜にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
あちらこちらで蕾が開き始めている桜。
みなさんがお住いの近くに植えられている桜はいかがでしょうか。
菓銘にふさわしく、控えめに桜の焼印が入れられている薯蕷饅頭です。
菓銘初ざくら
店名長生堂
住所京都市左京区下鴨上川原町22-1
電話(075)712-0677
2020
328

桜便り

見頃を迎えている平野神社の魁桜。
本日は、その平野神社近くにあるお店が作る和菓子をご紹介させていただきます。
平野神社の魁桜が見頃を迎える頃、千本釈迦堂や本満寺の桜が同じく見頃を迎えます。
その花たちが散り始める頃、今度はソメイヨシノが見頃を迎えて、桜便りが次々と届くことでしょう。
菓銘桜便り
店名笹屋守栄
住所京都市北区衣笠天神森町38
電話(075)463-0338
2020
329

都の春

本日は、京都の春を表現した和菓子をご紹介させていただきます。
芽吹いたばかりの初々しい柳の葉が気持ち良さそうに春風にそよぎます。
そして、見頃を迎えつつある桜たち。
古来より京都の中心とされてきた紫雲山頂法寺(六角堂)では、まさに今の時季その光景を目にすることができます。
本堂前に植えられている柳と境内に植えられている御幸桜。
その御幸桜が見頃を迎えています。
咲きはじめは白く、開花が進むにつれて紅色へと変わりゆく可憐な花たちがみなさんを出迎えてくれます。
桜と柳の色合いで仕上げた浮島製の和菓子です。
菓銘都の春
店名千本玉壽軒
住所京都市上京区千本通今出川上ル
電話(075)461-0796
2020
330

桜餅

鴨川沿いのソメイヨシノもほころび本格的な桜シーズンのはじまりです。
本日は、桜餅をご紹介させていただきます。
二枚の桜葉を使用して仕上げられた道明寺製の桜餅です。
菓銘桜餅
店名末富
住所京都市下京区松原通室町東入ル
電話(075)351-0808
2020
331

花嵐山

本日は、桜の名勝にちなんだ京都の和菓子をご紹介させていただきます。
世界的にも有名な嵐山。
風光明媚な景観を一目見ようと多くの方が一年を通して訪れます。
その嵐山の桜が見頃を迎えています。
渡月橋より徒歩10分ほどにある亀山公園・展望台からは保津峡を望むことができます。
緑の山々の中に桜の花が映える光景は今の時季ならではです。
流水文様とピンク色のぼかしで表現した薯蕷饅頭製の和菓子です。
菓銘花嵐山
店名游月
住所京都市左京区山端壱町田町8-31
電話(075)711-1110
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