本日のお菓子
2021
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うぐいす餅

梅の花が咲き始めるこの時期、京都の和菓子屋では梅の意匠のお菓子と並んで『うぐいす餅』が販売されます。
「春告げ鳥」ともいわれる鶯に似せて端を少しすぼめた形。
そして、青えんどう豆を挽いた粉から作られたきな粉『青大豆きな粉』を全体にまぶし、鶯のように見えるように仕上げられています。
うぐいす餅の歴史は、天正年間に遡ります。
奈良の郡山城の城主であった豊臣秀長が兄の豊臣秀吉を招いた茶会を開くにあたり、御用菓子司であった菊屋に珍しいお菓子を作るように命じたそうです。
そのお菓子を食べた秀吉は気に入り「この餅を鶯餅と名付けよ」と命じたそうです。
京都ではなく、奈良で鶯餅は生まれました。
それ以後、全国に広がり、春の訪れを感じる代表的なお菓子となりました。
菓銘うぐいす餅
店名亀屋重久
住所京都市右京区谷口梅津間町
電話(075)461-7365

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