本日のお菓子
2021
221

椿餅

この時期に見かける『椿餅』。
室町時代初期の源氏物語の注釈書である『河海抄』には、椿餅のことをもちの粉にあまづらをかけて椿の葉に包むと書かれています。
現在の道明寺粉に当たるものを戻し餅にして、砂糖の代わりにツタの汁を煮詰めた『あまづら』を含ませた餅菓子であることがわかります。
現在、京都の和菓子屋では、こし餡を道明寺で包んで椿の葉を二枚使用して挟んだ椿餅が一般的に販売されています。
こちらのお店の椿餅は、その意匠とは少し異なります。
道明寺ではなく、羽二重餅でこし餡を包んみ、寒天でコーテイングをして仕上げています。
非常に口溶けが良いのが特徴のお菓子です。
菓銘椿餅
店名鍵甚良房
住所京都市東山区大和大路通四条下ル小松町140
電話(075)561-4180

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