七十二候を彩る和菓子たち
2019
416 芒種・初候

夏の友 蟷螂生

蟷螂生(かまきりしょうず)/2017年6月5日~6月10日
蟷螂(かまきり)が生まれる時期です。

職人さん曰く、
『秋に産みつけられた卵から蟷螂が誕生する頃です。
蟷螂は農作物には手をつけず害虫を捕まえてくれる私たちにとっては、とてもありがたい存在です。
蟷螂の仕草や素振りは実に人に似ていると言われます。
表情豊かに見えてくると同時に前脚(かま腕)の器用さは凄くて、昆虫の中でも右に出るものがいないことに気づか
されます。
夏の友という御銘は、そういった蟷螂を友達のように大切にしていければという想いから名付けました。
外郎で蟷螂の前脚を表現してみました。
お菓子で表現することで蟷螂の愛嬌のある部分が出せればいいなと思います。』
菓銘夏の友
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 芒種・次候

甘い水 腐草為蛍

腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)/2017年6月11日~6月15日
蛍が光り出す時期です。

職人さん曰く、
『御銘は有名な歌、
「ほう、ほう、ほたる来い、
あっちの水はにがいぞ、
こっちの水は甘いぞ~♪ 」
から名付けました。
きんとんを緑(青)にして、草の中を静かに光っている蛍の様子を表現しました。』
菓銘甘い水
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 芒種・末候

母の味 梅子黄

梅子黄(うめのみきばむ)/2017年6月16日~6月20日
梅の実が黄ばんで熟す時期です。

職人さん曰く、
『梅の実がたわわに実る時期です。
梅の可愛らしい姿を外郎(うるじ)で表現しました。
梅酒を作ったり、梅干しを作ったりと、母がわが子のために一生懸命に台所に立っていた姿を思い出します。』
菓銘母の味
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405

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