七十二候を彩る和菓子たち
2019
416 霜降・初候

梢の秋 霜始降

霜始降(しもはじめてふる)/2017年10月23日~10月27日
霜が降りはじめる時期です。

職人さん曰く、
『氷の結晶である霜がはじめて降りる頃です。
昔は外を見たときに庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから雨や雪のように空から降ってくると
思われていました。
その為、霜は降りるといいます。
梢とは木の幹や枝の先のことです。
栗蒸し羊羹で木の感じを出して淡雪羹で霜が降りてくる情景を表現してみました。』
菓銘梢の秋
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 霜降・次候

初時雨 霎時施

霎時施(こさめときどきふる)/2017年10月28日~11月1日
小雨が時々降る時期です。

職人さん曰く、
『ぱらぱらと通り雨のように雨が降る時期です。
雨が降ったかと思うと、すぐに青空が雲の合間より顔をのぞかせます。
御銘の『初時雨』は、人々や動植物たちが冬支度をはじめる合図だといわれています。
時雨をイメージした色合いの外郎。
その上にこれから色づく準備をはじめる銀杏(いちょう)の焼印を押しました。
秋が深まっていく感じを出しました。
外郎のところに備中かのこ豆を透かして時雨の情景を表現しました。』
菓銘初時雨
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 霜降・末候

山粧う 楓蔦黄

楓蔦黄(もみじつたきばむ)/2017年11月2日~11月6日
紅葉が深まる時期です。

職人さん曰く、
『葉が赤色に変わることを『紅葉』と呼び、銀杏(いちょう)のように黄色に変わることは『黄葉』と呼びます。
また、秋の山が紅葉することを『山粧う』といい俳句の秋の季語として馴染みのある言葉です。
紅・黄・青(緑)・朱でぼかした外郎を紅葉(もみじ)の形に模り柔らかい印象となるように仕上げました。』
菓銘山粧う
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405

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