七十二候を彩る和菓子たち
2019
416 処暑・初候

萠花 綿柎開

綿柎開(わたのはなしらべひらく)/2017年8月23日~8月27日
綿の実が弾け綿花がのぞく時期です。

職人さん曰く、
『綿を包む萼(がく)が開き始める頃です。
ふわふわとした綿毛が中から飛び出してきます。
この綿毛が木綿の糸や布になります。
御銘の萠花(ほうか)は、華やかに姿を変える花という意味で付けました。
日本の木綿は、上質で輝いているといいます。
美しい着物(木綿着物、木綿の羽織)や洋服に変わっていきます。
外郎で籠を表現し、白い練切りきんとんで綿を表現しました。
琥珀を乗せて美しく輝いている感じにしました。』
菓銘萠花
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 処暑・次候

片しぐれ 天地始粛

天地始粛(てんちはじめてさむし)/2017年8月28日~9月1日
暑さの勢いが落ち着く時期です。

職人さん曰く、
『ようやく暑さが静まる頃です。
天気図には、秋雨前線が登場して冷たい空気とともに秋を運んできます。
練切り餡のきんとんで秋の雨を水色、そして秋の風をオレンジ(朱オレンジ)で表現しました。
栗をあしらって秋らしくなるようにしてみました。』
菓銘片しぐれ
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 処暑・末候

豊穣 禾乃登

禾乃登(こくものすなわちみのる)/2017年9月2日~9月6日
稲が実る時期です。

職人さん曰く、
『日に日に稲穂の先が重くなってくる頃です。
こぼれるように実り、色づきはじめます。
こなしのしぼりで頭を垂れる稲穂を表現しました。
オレンジ色のいら粉をつけて実っている感じを表現しました。
金箔もつけて【豊穣】の御銘にふさわしい感じに仕上げました。』
菓銘豊穣
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405

きょうの和菓子の玉手箱きょうの和菓子の玉手箱

きょうのお菓子

月刊京都連載
和菓子歳時記

スマートフォン、タブレットを縦にしてご覧ください。