七十二候を彩る和菓子たち
2019
416 春分・初候

雀の子 雀始巣

雀始巣(すずめはじめてすくう)/2018年3月21日~3月25日
雀が巣を作る始める頃です。


職人さん曰く、
『春の訪れを感じます。
春頃に生まれた雀の雛鳥の『雀の子』は春の季語として古くから俳句や民謡などにも用いられてきました。
こなしで雀の子を表現しました。
可愛らしく見えるように、ふっくらと仕上げました。
御銘の『雀の子』は源氏物語の光源氏と妻・紫の上と出会う場面、「北山の垣間見」、「若紫との出会ひ」から
付けました。
若紫が「すずめの子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちにこめたりつるものを。」と泣いているところを連想して
付けました。』
菓銘雀の子
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 春分・次候

花満つる 桜始開

桜始開(さくらはじめてひらく)/2018年3月26日~3月30日
桜が咲きはじめる時期です。


職人さん曰く、
『本格的な春の到来です。
美しい桜の木の下で自然に感謝をして春を祝福しましょう。
外郎で桜の花びらを表現しました。
薄桃色の優しい色合いを重ねて京菓子らしさを大切にして、ウテナ(花の萼)のところは焼印で表現しました。』
菓銘花満つる
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405
2019
416 春分・末候

雨の光 雷乃発声

雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)/2018年3月31日~4月4日
雷が鳴り始める時期です。


職人さん曰く、
『春の訪れとともに恵みの雨を呼ぶ雷が遠く空で鳴り始める頃です。
雪を降らせることもあります。
外郎製で中にねりきりあん(山芋)のそぼろを入れて包みました。
雨の中、雷の光に照らされて桜の花が美しく光っている様子を表現しました。
黄色い色は雷を表現しています。
水色をグラデーションにして、夜の感じを出しました。』
菓銘雨の光
店名長久堂
住所京都市北区上賀茂畔勝町97-3
電話(075)712-4405

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